壱番屋・木徳神糧と連携で新多収品種「北陸263号」生産PJ/ぎふ農協

米麦日報 2018年6月14日付
JAぎふ(ぎふ農業協同組合、岐阜県岐阜市)は13日、カレーハウスCoCo壱番屋を展開する(株)壱番屋(愛知県一宮市、浜島俊哉社長)、大手米穀販売業者・木徳神糧(株)(東京都千代田区、平山惇社長)と連携、新品種「北陸263号」の生産に取り組むプロジェクト始動を発表した。

「北陸263号」は西南136号(なつほのか)と北陸223号を交配した多収品種で、単収はコシヒカリを15%上回る。ぎふ農協は農研機構からこの「北陸263」の種子提供を受けて圃場試験に臨み、栽培方法を確立、(株)壱番屋と木徳神糧(株)は食味・炊飯適性を確認し、新たな米としての利用を検討する。

〈米麦日報 2018年6月14日付より〉

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