吉野家 夜間はテイクアウトとデリバリー限定、京都・愛知に拡大、東京・神奈川・大阪・福岡・兵庫に続く

吉野家「各地方自治体からの休業要請に伴う店舗の対応について」(一部抜粋)
〈店内での食事は5時から20時まで、アルコール販売は19時まで〉
牛丼チェーン「吉野家」は4月17日から、京都府と愛知県において、店内での食事の提供を5時から20時まで、アルコールの販売は19時までに変更した(店舗によって時間が異なる場合があり)。20時から5時の間は、テイクアウトおよびデリバリー限定での販売を継続する。すでに実施している5都府県に続き取り組むもの。期間は5月6日まで。

また、利用客や従業員の安全のため、すでに実施している3密(密閉、密集、密接)を避けた営業形態を継続する。可能な限り席間を空けての案内、店のドアを開けて換気をする、店内が混雑の場合は店外で待機してもらうといった施策を心がけるとする。

これは、政府の緊急事態宣言に基づき、各地方自治体から要請された感染防止対策の協力、および営業時間短縮について協力するもの。

対応している都府県は、以下の通り(休業店舗を除く)。カッコ内は対応開始日。東京都(4月10日)、神奈川県(4月12日)、大阪府(4月13日)、福岡県(4月14日)、兵庫県(4月15日)、京都府(4月17日)、愛知県(4月17日)。なお、4月14日時点では、145店舗で営業時間の変更・休業を行っているという。

吉野家は、「今この瞬間も、社会生活を維持するために働き続ける方々がたくさんいらっしゃいます。医療関係者の方々、警察、消防の方々、介護施設、保育施設で働く方々、食品スーパー、物流関係者、宅配のドライバーさんなど。こうした方々に温かい食事を提供する役割がわたし達にはあると考え、それにお応えするよう努めてまいります」「これからも吉野家は全国に 1,213店舗(2020年3月末時点)を展開する企業として、お求めやすい“食事の提供”という形で社会に貢献してまいります」としている。