本紙が毎年集計している2017年の輸入酒銘柄別ランキングがまとまった。ここでは、カテゴリー別トップ10を紹介する(単位はすべてc/sで、アンケート回答に基づく。※印は本紙推計)。ビールカテゴリーは、数量で最大規模を誇る韓国産新ジャンルが微減。海外ブランドビールは、トップブランド「ハイネケン」が9年連続の首位。同じく前年2位の「バドワイザー」も3%増でワンツーを維持。3位「コロナ」は輸入者が昨年7月にアンハイザー・ブッシュ・インベブ・ジャパンに移管したが、両社を合わせた推計では、過去最高を更新した模様。クラフトビールのトップブランド「ブルームーン」は、18%増と伸長した。ワインは、「アルパカ」が大半を占めるアサヒ「サンタヘレナ」が150万c/s超で、輸入ワイン最大ブランドとなった。2位と3位の「

フランジア」と「カルロロッシ」は共に前年に続き、約1割減。上位10ブランド中7つをチリワインが占めた。

シャンパーニュはトップブランドの多くが数字を公表しておらず推計だが、圧倒的トップの「モエ・エ・シャンドン」が3%増。2位「ヴーヴクリコ」も14%の大幅増。

スパークリングワインの順位も前年と変わらず、トップはフランス「カフェ・ド・パリ」以下、スペイン「フレシネ」、イタリア「マルティーニ」、チリ「バルディビエソ」、イタリア「サンテロ」「ガンチア」、チリ「サンライズ」。
輸入酒銘柄別ランキング ウイスキー・スピリッツ

〈輸入酒銘柄別ランキング〉ウイスキー/スピリッツ

〈ウイスキー「ジムビーム」過去最高更新、スピリッツトップ3は不動〉
ウイスキーは、2位と大きく差をあけて「ジムビーム」が4年連続のトップ。17年も過去最高を更新した。2位は、前年に続き大幅増が続く「ホワイトホース ファインオールド」。3位「バランタイン」も14%増で、前年の4位からランクアップと、上位3ブランドはすべて2ケタ増。前年3位「ジャックダニエル」は5%減で4位に、5位は前年6位の「シーバスリーガル12年」。また、前年9位の「デュワーズ」が50%の大幅増で6位に浮上した。

ハードリカーでは、9%増となったジン「ビーフィーター」がスピリッツ全体でトップ。2位のテキーラ「クエルボ」も10%増と伸長。3位「スミノフ」は2%減だが、スピリッツのトップ3ブランドは前年と変わらず。上位ブランド最大の伸び率となったジン「ボンベイ・サファイア」が9位。10位テキーラ「サウザ」も15%増。ラムのトップブランド「バカルディ」は、1%減で8位。

リキュールは多くのブランドが数を落とした。韓国焼酎も、上位2ブランドがともに数%の減。RTDは、トップブランド「スミノフアイス」が前年に続き微減。「ジーマ」は微増となった。

〈酒類飲料日報 2018年2月26日付より〉

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