日本酒造組合中央会が発表した全国の2月の清酒課税移出数量は3万9,174klとなり、前年比6.3%減と大きく後退。1~2月累計についても5.8%減と芳しくない。2月はダウントレンドが続く本醸造酒(8.8%減)や普通酒(8.0%減)に合わせ、2017年はプラスで着地した純米酒(0.2%減)や吟醸酒(0.8%減)もマイナス。

吟醸酒に含まれる純米吟醸酒は5.0%減とここ数年では見なかった数字となっており、まだ2月とはいえ、雪や低温の影響かここにきて少し苦しい状況が続いているが輸出は依然好調。県別の課税移出数量を見ると兵庫県(7.7%減)、京都府(5.5%減)、新潟県(4.0%減)、埼玉県(4.3%増)、秋田県(5.0%減)と、トップ5の中では埼玉県が普通酒(5.2%増)と吟醸酒(44.9%増)の数量を伸ばしプラス。兵庫県はメインの普通酒が7.3%減と落ち込んだ他、吟醸酒については22.2%減、吟醸酒に含まれる純米吟醸酒は35.0%減とかなり大幅に数量を減らした。

〈酒類飲料日報 2018年4月4日付より〉

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