チリ果物輸出協会(ASOEX)は24日、東京・港区のアンダーズ東京でメディア向け「チリ産レモン・クッキングショー」を開催し、メディア関係者約20人が参加した。

冒頭に同協会のシャリフ・クリスチャン・カルバハル氏が「チリの柑橘類へのガイド」と題したセミナーを行い、チリ産柑橘類の輸出状況や、その優位性について説明した。それによると、2017年の日本への果物の輸出量は3.4万tで、前年比では15%増と大きく伸長し、日本はアジアの中でも5番目に入る重要な市場となっている。チリ産の柑橘類は質の高い柑橘類を生産するのに理想的な地中海気候にあり、際立った色、風味、硬度、香りを持った柑橘類が生産できる。5月~11月中旬までと長い間常に供給が可能であり、冬を旬とする国産レモンと真逆の夏に旬を迎えるため、レモンの需要が高まる6月中旬~10月に日本市場に品質の良い状態のものが提供できると、その優位性を訴求した。

会場では、55Gourmet代表のリカルド・ゴンザレスシェフとアンダーズ東京の大川渉副総料理長の共演で、チリ産レモンを使ったメニュー5品が披露され、肉を使用したメニューは▽チリ産レモンと紅茶でマリネされた鴨むね肉の低温ロースト▽国産牛ハラミ肉のステーキ チリ産レモンのグレイビーソース――が紹介された。チリ産レモンをさまざまな食材と組み合わせて果実、果汁、皮まで使える万能性をアピールした。

同協会は今後、レストランやホテルに向けたPR活動に注力していくとともに、チリ柑橘類の収穫高レポートといった情報提供を行うなど、トレードパートナーを最大限サポートしていくとしている。

〈畜産日報 2018年7月27日付より〉