明治の「明治おいしい牛乳」が、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックのオフィシャル牛乳に決定し、同社は6月1日からプロジェクトを開始した。栄養満点の牛乳レシピの発信や、同牛乳のキャップ付き容器を使った工作コンテンツの発信、同牛乳の売上の一部で小学校の体育用具を製作し贈呈する取り組みを通し、子供たちの成長をサポートしていく。5月31日都内で開催の「オフィシャル牛乳発表イベント」で挨拶した、同社の佐藤精一常務執行役員市乳営業本部長は、「日本代表選手団をフィジカル面、メンタル面から応援するとともに、プロジェクトが子供たちの輝かしい未来の一助になるよう願う」と力強く話した。

同社は東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会と、15年10月から20年12月末までゴールドパートナー契約を結んでおり、乳製品や菓子を通じて選手をサポートしている。

今回「明治おいしい牛乳」が大会オフィシャル牛乳となったことで、市販用から宅配までの同牛乳パッケージに、大会のロゴとオフィシャル牛乳の文言を表記し販売していく。

同日のイベントには、応援ゲストとして、リオ2016オリンピックの銅メダリスト、カヌー日本代表の羽根田卓也選手、俳優の柳沢慎吾さん、お笑いタレントのじゅんいちダビッドソンさん、子役タレントの谷花音さんが登場。牛乳で乾杯、牛乳トークに盛り上がり、羽根田選手の鍛え上げられた身体、コンディションを支える牛乳の存在、栄養的価値をアピールした。「牛乳にはカルシウムだけでなく、健康な体づくりに大事な要素が含まれている。自分はトレーニングの前や寝る前に飲んでおり、五輪では期待に応えられるよう頑張る」(羽根田選手)。

なお発売17年目の「明治おいしい牛乳」は、生乳に含まれる酸素を低減し風味を向上させる「ナチュラルテイスト製法」(特許取得)を、今年は更に進化させ、加熱殺菌前に行っていた酸素を低減する工程を、生乳を工場に受け入れた直後にも行い、まろやかなコクとすっきりした後味を進化させている。17年度販売実績は577億円。発売以来、トップブランドの地位を守り続けている背景にはこうした企業努力がある。

〈食品産業新聞 2018年6月7日付より〉

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