鈴茂器工、20日までロールパック機など展示=ホテル・レストランショー

 鈴茂器工㈱(小根田育冶社長)は、20日まで開催している国際ホテル・レストランショーに出展。ロールパック機、寿司ロボットなどを展示している(写真=同社ブース)。
 第43回国際ホテル・レストランショーは17~20日、東京ビックサイトで開催。759の企業・団体が出展し、5万5,000人の来場が見込まれている。鈴茂器工は㈱セハージャパンと共同出展し、40台ほどの機器の展示・実演を行っている。
 昨年10月発売のロールパック機「ZNS-FRA」は、海苔巻きの他、だんご、てんぷら、パンなど多様な食品のラッピングに対応。ヒーター線でフィルムを溶かしていた従来機と比べ、低温でフィルムを溶着する方式を採用し、フィルムを破らず手で簡単に開けられる。溶着の際に臭いの発生はなく、生産能力は1時間あたり最大720本と、作業性が高い。小型包
装寿司ロボット「SGP-SNB」は、シャリの計量、分割、成形、わさび塗布から角折包装まで、1時間あたり最大2,000カン行える。独自の製法により、シャリが「表面はしっかりしているが、口の中でほどける」ように仕上げられる。寿司を個別包装することで1カン単位で販売できることから、海外のテイクアウト専門店などの引き合いが強いという。

 詳細は本紙をご覧ください。