JC総研「米の消費動向に関する調査」①

(一社)JC総研はこのほど、米の消費行動に関する2015年調査で、「家庭で炊飯した米」の食数が前年より増加したとの結果を明らかにした。米の消費、購買動向などについて2,085名から意見を集め、取りまとめたもの。
調査結果によると、1週間の「米」を主食とする食数は、昨年から0.37食増の13.33食。このうち、加工食品0.30食(前年比0.03食減)・調理済食品0.80食(同0.08食減)・外食0.91食(同0.08食減)と中食・外食は軒並み減少し、炊飯は11.24食(同0.56食増)と過去5年間で最多。「米以外」が主食は前年比0.53食減の6.18食。「食べなかった」は1.49食分(同0.13食分増)で、3年連続の増加。
カテゴリー別で「炊飯」の食数を見ると、既婚男性、単身男性、単身女性で伸びが大きい。最も食数が多く、伸びも大きかった既婚男性は12.17食(前年比0.99食増)。単身女性は、8.89食(同0.98食増)で既婚男性に次いで増加した一方、「食べなかった」も大きく増加。単身男性の「炊飯」は食数が増加したが、シリアル・果物・ヨーグルトなどの「その他」の食数も増加。主婦「炊飯」は11.63食で、前年比0.17食増と、小さな伸びにとどまった。

詳細は本紙をご覧ください。