JR西日本と提携で生産支援したグローバルGAP米を㈱光洋に販売へ=神明

㈱神明ホールディング(藤尾益雄社長)は27日、27年産米からJR西日本(西日本旅客鉄道㈱、真鍋精志社長)と連携して生産支援する国際認証規格グローバルGAPの米を、イオングループの食品スーパーマーケットチェーン㈱光洋(平田炎社長)に販売することを決めたと発表した。
神明HDは昨年10月、JR西日本との間で業務提携契約を締結。地域農業の再生と活性化に向け、共同で生産者・地域の開拓などを進めてきた。JR西日本は27年産米の生産で、資本参加している㈱ファーム・アライアンス・マネジメント(松本武社長)のフランチャイズメンバー、農業生産法人㈲エコ農業ニシサカ(滋賀県高島市、西坂良一社長)が西日本で初に当たるグローバルGAP取得をできるよう生産支援を開始。神明はその米を㈱光洋に販売する。仕入を担当する㈱神明アグリは、「対象となる作付の面積は、エコ農業ニシサカの自社分2haと、契約農家分5haの計7ha。全量コシヒカリで、生産量はだいたい35玄米tを見込んでいる」としている。