エバラ食品工業が今春発売したポーション容器入り調味料「プチッとごはんズ」の出荷数量が、同社の想定を上回って好調だ。2月9日の発売から2カ月で年間目標の4割にあたる321万食(ポーション1個を1食と換算)を出荷している。

ぞうすいやリゾットといった煮込むメニューと、炒飯などの炒めメニューに使える2wayタイプのごはん用調味料でチキントマト味、博多風とんこつ味、ユッケジャン味の3品。ごはんと卵があれば5分でできる手軽さと、1ポーション1人前の利便性で支持を広げている。

「プチッとごはんズ」はエバラ独自のブレンド技術を活用し、油分の配合を工夫することで、20mlポーションひとつで煮込み調理時のコク深い味わいと、炒め調理時のパラッとした仕上がりの両立を実現した“新機軸の調味料”。博多風とんこつ味は、水を加えて煮込むととんこつぞうすいに、希釈せず炒めると博多屋台で人気の鉄板焼きめし風が出来上がるなど、3品ともポーション1個で2つの異なるごはんメニューが作れる。
「炊いたごはんが残ってしまうことはありますか?」(エバラ調べ)

同社調査によると、炊いたごはんが残りごはんとなる主婦は82%にも上り、残りごはんを使って作るぞうすいやチャーハンに専用調味料を使う人が多いことが分かった。ぞうすい、チャーハンの素市場は長期停滞傾向にあり、「インパクトある商品で消費者の問題解決を図れば、消費者・流通双方にアプローチができる」(同社)として発売に至ったという。

1個で1人分のメニューを作ることができ、いつでも開け立てのおいしさが楽しめる「プチッとごはんズ」。平日にひとりで済ませるランチ、仕事で遅くなった時に作る晩ごはん、料理に自信がない人や毎日の弁当作りに頭を悩ませている人など、幅広い年齢層と様々なシーンで支持を広げている。

〈食品産業新聞 2018年4月30日付より〉

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