森永製菓、“朝食向けアイス”発売 ビスケットと組み合わせ開発

「グラノーラビスケットアイス」
森永製菓は、6種の具材を入れた厚焼きビスケットに、ヨーグルト風味のアイスを組み合わせた朝食向けのアイス「グラノーラビスケットアイス」(50ml、160円、種別はアイスミルク)を3月26日に全国で発売した。

同品は、6種の具材(コーンフレーク、ココナッツ、かぼちゃの種、アップルゼリー、アーモンド、クランベリー)が入った食べごたえのある厚焼きビスケットに、さっぱりとした後味のヨーグルト風味のアイスを組み合わせたもの。1本あたり食物繊維3g入り。20代から40代女性を主なターゲットに想定している。

女性労働人口が増加するなか、森永製菓が昨年6月に全国の20~30代の働く女性220人を対象に実施した「朝食に関する意識・行動についての調査」では、「朝食にはあまり時間をかけたくない」「朝はやるべきことが多く、どうしても朝食の優先順位が低くなってしまう」「朝食の準備~食べ終わるまでにかかる時間がわずか5分以内」というように、朝食には手間をかけず、素早く食べられるものが好まれる傾向がうかがえたという。

この結果をうけ「飲み物の準備を必要としないアイスは、有職者の忙しい朝食時間に役立てられるのではないか」(同社)と考え、「グラノーラビスケットアイス」を開発したという。

〈食品産業新聞 2018年4月5日付より〉

【関連記事】
森永製菓、朝食代わりに“朝ビス”提案 「麦のちからビスケット」
「TAICHIRO MORINAGA」初の常設店、大丸神戸店に開店-森永製菓
「森永のおいしい牛乳」パッケージに “カーブス”無料体験券 健康意識高い女性へ飲用習慣発信
森永乳業 長野・松本市支援で紺綬褒状 ヘルスケア中心に地域産業活性化