三和流通産業の18年春・夏商品展示会がこのほど、さいたまスーパーアリーナで行われた。あわせて、同社の17年4月~12月の売上高が前年比6.0%増の159億3,000万円と発表した。その内、和日配は15.8%増の44億9,500万円と好調で、納豆は2ケタ増をみせているほか、豆腐も充てん、カット、油揚類の取り扱い拡大により増収としている。

商品戦略では色物乳飲料、発酵乳、豆腐、漬物を最重点カテゴリーとし、取り組み拡大を図っているとしたほか、豆腐ではカット豆腐、油揚を維持強化し、総菜タイプの拡販に取り組んでいるとした。

メーカーブースでは84社が出展し、本紙関連の豆腐ではタカノフーズが、温豆乳製法でしぼりたての豆乳を使用した「よせ豆腐」(220g、税別138円)を今春発売する。専用ラインで一丁ずつ丁寧に寄せ、甘みを逃がさず、濃厚な味わいとなめらかな食感を実現している。また波型カットの「カリッと焼ける絹厚揚げ」(同178円)と「カりッと焼ける北海道絹厚揚げ」(同198円)も紹介した。担当者は「絹厚揚げは競合品も多いが、市場が盛り上がっている。発売以来北海道が好調に推移している」と述べた。

納豆では、昨年発売した「すごい納豆S-903」をアピールした。発売以来リピートユーザーが増えており、新商品としては過去10年で一番の勢いだとし、特に40~60代の健康を気に掛ける層からの支持が高いとした。

三和豆水庵は今春発売する、塩だけで凝固させた「淡雪」シリーズ(濃厚よせ豆腐・濃厚枝豆風味よせ・濃厚ごまよせ、同158円、濃厚ゆばよせ、同178円)をアピールした。同社の調査によれば、消費者は豆腐に国産大豆とのどごしなどの食感を求める傾向が強いとした。「淡雪」は北海道産大豆の高濃度豆乳を使用し、コクとなめらかな食感にこだわっている。大豆はショ糖が高く、たん白分が少ないユキホマレを使用しているとした。
三和豆水庵「淡雪 濃厚よせ豆腐」

三和豆水庵「淡雪 濃厚よせ豆腐」

〈個食フレーバー豆腐、希少品種「ゆきぴりか」使用の豆乳を紹介〉
むつみは国産大豆を使用した100gの個食サイズの「小ざる」(黒ごま・枝豆・わさび、各100g、各同98円)シリーズを今春発売する。食べきりサイズのざる目パックで、冷奴やサラダなどでも楽しめる。揚物では、枝豆やニンジン、コーン、タマネギ、ショウガを入れた「具沢山五目絹厚揚げ」(同198円)を紹介した。一番搾り菜種油でしっとりとやわらかく揚げている。

ハギワラは「絹生揚げ」(同108円)や「がんも」(同108円)などの揚物を紹介した。担当者は「気温も寒くなる、揚物関連がおでん商品として売られるようになり、好調に推移している。豆腐では昨年末に木綿豆腐が、テレビ報道もあり好調に推移し、前年比130%の出荷量となった」と話した。

町田食品は、観音温泉水を使用した「温泉のとうふとろり」シリーズから「特製わさびダレ」(同198円)を今春発売する。また「平打ち風とうふ麺」(焼津鰹だししょうゆ・ピリ辛ごまタレ・和風カレースープ、各同198円)も発売する。担当者は「低糖質ブームもあり、とうふ麺は伸びる市場と考えている。将来的にはうどんのようなコシを持たせて、うどんの代替となるようにしたい」と話した。

豆乳関連では、大塚チルド食品が北海道産のゆきぴりかを使用した「スゴダイズプレミアムゆきぴりか」(200ml、同120円)を3月末から全国で発売する。同品は昨年イオン限定で発売され、好評を得ており、原料供給を整え全国発売となる。ゆきぴりかは希少品種でイソフラボンを多く含み、200ml中に100mg のイソフラボンを含んでいる。通常は使用しない、おからの部分も使用することで、食物繊維も豊富に含んでいる。

〈大豆油糧日報 2018年2月6日付より〉

大塚チルド食品「スゴダイズプレミアムゆきぴりか」

大塚チルド食品「スゴダイズプレミアムゆきぴりか」

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