豆乳新商品「厳選国産大豆100%豆乳」を通販限定で発売/マルサンアイ

マルサンアイ「厳選国産大豆100%豆乳」
〈「豆乳のプロ」としての英知結集、コップ1杯で大豆約220粒分摂取可能〉
マルサンアイは新商品「厳選国産大豆100%豆乳」(6月1日から発売中)のプレス向け試食会を都内でこのほど開催し、同商品を使用したスムージーの試食品などを提供した。同商品は国産大豆100%を原料とした成分無調整豆乳で、同社独自製法の「大豆まろやか製法」を採用することで、大豆特有の青くさみなどを抑えている。

同社通販サイトで販売しており、1本(1,000ml)、税別320円。1ケース(6本入)、税込2,073円。「毎月1ケースお届け定期コース」は税込1,450円。

同社の営業統括部・特販営業室第1課の浅野悦子グループ長は、同商品を開発した目的として、若年層の豆類の消費量が減少していることや、国内の大豆自給率が低いことなどを挙げ、「大豆は近年の研究で次世代のたん白質源として大きな可能性を秘めていることが分かってきたが、豆類の1日の目標摂取量が100gであるのに対し、40歳未満の世代では約50gに満たないと言われている。当社は大豆不足の救世主になるべく豆乳の開発に取り組んできた。また、大豆の自給率はとても低く、市場には無調整豆乳の商品も多くあるが、100%国産大豆で製造したものは多くない」と述べた。同商品に関しては、「38年間『豆乳のプロ』として取り組んできた英知を結集した。大豆特有のくさみを抑え、コップ1杯当たり大豆約220粒分、大豆固形分は9%と『大豆感』が得られる商品に仕上がっている。使用する国産大豆は品質の良い大豆の安定調達を図るため、質の良い大豆を選別して、専門の大豆商社を通して購入している」と紹介した。

このほか、豆乳市場を取り巻く環境についても紹介し、「豆乳は牛乳の代替として注目されており、特に無調整豆乳はこの10年で約140%の伸びを見せた」とした。同社の生産体制については「昨年に鳥取工場を設立するなど、日本人の豆乳需要に応えるために製造能力を確立していくことは使命だと考えている」と述べた。

なお、同商品の購入特典として、初回は送料無料で購入できる。さらに定期特典として、初回購入時にマルサン製品(「かぼちゃスープ」1袋、「ふっくら蒸し大豆」1袋)をプレゼントする。

〈大豆油糧日報 2018年6月5日付より〉

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