マルコメは1月10日、春夏新商品発表会を都内で開き、新商品21品を発表したほか、モデルのミランダ・カーさんと、川崎フロンターレのJリーガー・小林悠選手がゲスト登場し、同社のみそ汁や糀甘酒を積極的にPRした。

ミランダさんは糀甘酒について、「非常に健康的でありながら、妊婦、授乳中も安心して食生活に取り入れることができた。おかげで、家族全員で糀甘酒をいただいている。息子たちも大好きで、料理にも調味料として取り入れ、テリヤキチキンやスムージーなどに使用している。健康的な食生活を大事にしているので、それにぴったりの発酵食品だと思う」と述べた。

同イベントでは新商品の糀甘酒を使った糀ジェラート3品(柚子バジル、アーモンドチョコ、バナナキウイ)を商品開発した柴野大造氏も参加した。柴野氏はジェラートの本場イタリアでアジア人初の世界チャンピオンとなっており、新商品の商品開発では、「甘酒を使ったフレーバー開発には1年間を費やした。柚子バジルとバナナキウイはシャーベット、アーモンドチョコはミルクを使ったジェラートとなっている。糀甘酒は食材の酸味などの角を丸くして調和する働きがある。加えて、素材の味の余韻が残り、味に奥行きが出て、立体的な味に仕上がる。砂糖を使わないでジェラートを作れる糀甘酒の将来に手応えを感じている」とし、糀甘酒の特徴を熱弁した。

ミランダさん、小林選手はそれぞれのジェラートを試食し、ミランダさんは、「甘い物を食べたいけれども、いろんなことを気にして食べられない人でも気にせず食べられる。そんな健康的なところが凄くいい」と評価した。小林選手は、「バジルをアイスにするという発想が無かったので新鮮でさっぱりしていた。バナナキウイは好みに合っている。チョコレートは子供たちに早く食べさせたい」と、ジェラートの味を絶賛した。

〈 「ギルトフリー」テーマに糀甘酒や大豆ミートを訴求、料亭の味「米麦合わせ」も〉
新商品発表会では、青木時男社長のビデオメッセージが流され、「健康志向、発酵食品ブームの中にあって、糀を使った商品が生活者の健康に貢献できる。10月からの消費増税は大きな課題。未来へ向けた食の提案をどんどん進めていきたい」と述べた。また、今年の事業テーマを「ギルトフリー」とし、砂糖や食肉の代わりに、糀甘酒や大豆ミートを提案することで、消費者の心を掴む戦略を展開する模様だ。

世界最大級の米糀工場・魚沼醸造は3月5日に操業を開始する。日本屈指の米どころで越後三山から高低差1,900mを流れ、伏流水となって湧き出る豊かな軟水を誇る地で、こだわり抜いた米糀、糀甘酒などを生産する計画。敷地面積4万24.39平方メートル、延床面積1万436.57平方メートル、年間の生産能力は約2,700t(感想米糀換算)となる。工場見学ルートでは、世界一巨大な蒸米機や、世界屈指の生産量を実現する円盤型製麹装置を見学することができるという。

みその新商品では料亭の味ブランドから「米麦合わせ だし入り」(650g)、液体みそでは「つきぢ田村監修 冷や汁の素」(430g)、即席みそ汁では粉末タイプのフリーズドライをスティックタイプ3種類(あおさ、とうふとわかめ、しじみ)、カップ2種類(あおさ、とうふとわかめ)、即生みそ汁では「あおさ8食」、カップでは「むき身あさり」を投入する。名店監修シリーズでは、カップ「ぽん多監修大盛とん汁」を発売する。
「料亭の味 米麦合わせ だし入り」(650g)

「料亭の味 米麦合わせ だし入り」(650g)

また、青森県の老舗ブランド「かねさ」のロングセラー商品「ひいふうみそ汁 わかめ/しじみ」を全国で発売する。
 
〈大豆油糧日報 2019年1月16日付より〉