ハナマルキは15日、19年春夏新商品発表会を都内で開き、「透きとおった甘酒125ml」「同プレミアム500ml」と即席みそ汁3品を発表した。同社が甘酒を発売するのは初めてで、カートカンタイプの「透きとおった甘酒」は全国発売ではなく、首都圏を中心に3月上旬から発売する。「同プレミアム」は業務用向け、数量限定で5月上旬から全国発売する。即席みそ汁では、「香り楽しむおみそ汁 山椒とオクラ5食」を新商品として発売する。18年3月に発売した「香り楽しむ わさびと海苔」の販売好調を受け、シリーズ化したもので、今回は爽やかに香る山椒とみそ、こだわり具材オクラを組み合わせ、香り高くピリッとした味わいのおみそ汁に仕上げた。

このほか、「かるしおおいしい減塩 モロヘイヤ6食」と「同野菜6食」はシリーズとして減塩商品を展開する、国立循環器病研究センター認定のかるしおマーク付き商品で、モロヘイヤの即席みそ汁はすでに発売されていたが、今回改めてかるしお認定を受けてリニューアル発売する。「同 野菜6食」はパッケージデザインを一新し、「素材感や具材のみずみずしさ」をよりイメージしやすく、健康志向を訴求できるようにした。

〈透明な甘酒でいろいろな割り方提案、SNS中心に販促かける/平田取締役〉
「透きとおった甘酒」は従来の粒の甘酒を搾ったもの。平田伸行取締役によれば、液体塩こうじと同じ考えで商品化し、「飲みやすさという新たな価値を付けて、新しい甘酒を展開する。ハナマルキは日本の伝統食品を従来のまま販売するのではなく、新しい価値を付けて、発展、拡大させていくという考えにのっとった商品である」と力強く述べた。

同商品は、米こうじ甘酒で、搾ったことで液体がゴールドとなっているのが特徴。透明であることは独創的で差別化の図れた商品のため、新しい甘酒の飲み方を提案できる商品だと考えているという。また、平田取締役は、「消費者アンケートで、粒々の食感が苦手という人がいることは確認できている。これまで甘酒を飲まなかった人にもアプローチできる商品だ」と期待を寄せる。このほか、ノンアルコールで、化学調味料や保存料、着色料、砂糖不使用で、子供からお年寄りまで広く飲んでもらえるのも特徴としている。

さらに、平田取締役は、「透きとおっているがゆえに、いろいろな割り方が楽しめる。炭酸やトマトジュース、牛乳などで割ってもおいしい。アルコールではワインや梅酒とも相性がいい。透明がゆえに、見た目もきれいな形で飲める。最近、ノンアルコールのカクテルのことをモクテルというが、今、飲食店でもこのモクテルに関心を寄せていると聞く。

そのため、『透きとおった甘酒』もモクテルのひとつのアイテムとして、ご利用いただけるのではないか」と積極的に提案した。

販促では、飲料としてだけではなく、調味料としてもPRしていく。同社ホームページではレシピ集を掲載、また紙のレシピ集を作成し店頭販売やイベント時に配布するなど、その強みを積極的にPRしていくとしている。また、同商品は、「SNS映え」するため、インスタグラムなどSNSでのプロモーションを中心に訴求していく考え。発表会では、インスタグラマーの星玲奈さん、水野佐彩さんに加え、プロ・フレアバーテンダーの北條智之さんも駆け付け、同商品を使ったカクテルを披露し、その味にインスタグラマーも関心を寄せていた。

〈大豆油糧日報 2019年1月18日付より〉