ADEKAは5月28日、本社で決算説明会を開き、18年度業績や中期経営計画の進捗、19年度方針などを報告した。

城詰秀尊社長は18年度業績について、「売上高・営業利益・経常利益・純利益のいずれも4期連続で過去最高を更新した。売上高は、化学品、食品ともに販売が堅調に推移したことで増収となった。営業利益は、化学品、食品ともに設備投資による固定費の増加や原料コストアップの影響を受けたが、情報・電子化学品が好調に推移したことなどにより、全体としては増益となった」とした。

食品事業(売上高2.7%増の717億5,200万円、営業利益9.3%減の12億5,800万円)については、「国内では製パン・製菓向けに食感、風味の向上や省力化に貢献する機能性マーガリンの販売が堅調に推移した。一方で、自然災害の影響や食品ロスに対する意識の高まりなどにより、デイリー品であるクリーム類の販売は低調だった」と報告した。

海外では「販売体制の強化と現地ニーズにあった製品の開発などにより、中国、東南アジアで製パン・製菓向けにマーガリン、ショートニング類の販売が好調に推移した」とした。

利益面では、乳原料などの原材料価格上昇の影響を受けたのに対して、採算是正に努めたが収益の低下により減益となった。

〈大豆油糧日報 2019年5月29日付〉