2015年9月期は減収大幅増益、機構改革実施=ミツハシ

㈱ミツハシの三橋美幸会長兼CEO(写真中央右)、木津嘉人社長兼COO(管理部・品質保証部・内部監査室管掌=写真右)、金井順取締役(営業部門長=写真中央左)、黒岩保信執行役員(生産部門長=写真左)の役員陣4氏は27日、神奈川県横浜市の同社で専門紙誌記者と懇談、減収大幅増益となった前49期(2015年9月期)を振り返るとともに、現状や今後の方針などを語った。
前期業績のうち米穀事業では、数量(重量)ベースで玄米が減少、精米が増加したものの、単価は玄米・精米とも下落。売上高は220.16億円(19.8%減)となった。炊飯・加工品事業では、販売価格が下落したものの販売量は増加、売上高91.16億円(0.4%増)となった。「数量としては、精米が8万t強から8万3千tくらいに増えたが、玄米はもともと1万t強と少なかったものが1万tを大きく割り込むところまで減った。意図的に減らしたわけではないが、少なくとも玄米を積極的に売っていこうとは思っていない。そもそも収益にならない販売には最初から消極的。また、より〝製品〟に近づこうというのは会社の方針としてあって、炊飯・加工が増えているのはそうした方針の表れ」(三橋会長)。

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