鳴門屋製パンが「たこ焼きパン」で2連覇=第七回日本全国ご当地パン祭り

全日本パン協同組合連合会(全パン連、西川隆雄会長)等で構成する「2016 全日本パンフェスティバル in 函館 実行委員会」はこのほど、北海道・函館で「第七回日本全国ご当地パン祭り」を開催した。北海道での開催は初。これまでは、パン食普及協議会、全パン連、日本パン工業会が主体になって実施してきたが、今回は北海道パン・米飯協同組合、札幌アール・ビー・エム協同組合、 北海道菓子工業組合函館支部、北海道菓子工業組合渡島・檜山支部、北海道菓子工業組合南檜山支部、函館洋菓子協会、函館市が共催。「第三回みなみ北海道菓子・パンまつり」も同時開催した。

ご当地パン祭りは、①地元産の小麦、または国内産小麦を使用したパン、②地元の特産物を使用したパン、③長年、地元で愛され続けているオリジナル、のいずれかのパンを投票で選ぶコンテスト。今回は25社が出展した。ブースで各社のご当地パンを購入し、美味しいと思ったパンに投票する。販売数は8,700個、総投票数は3,000で、1位(ゴールドブレッド)には鳴門屋製パン㈱(大阪府)の「たこ昌のたこ焼きパン」(306票)が輝いた。2位(シルバーブレッド)はコッペ・プリュス(兵庫県)の「丹波産の栗あんと黒豆&バターコッペ」(263票)、3位(ブロンズブレッド)はニシカワパン(兵庫県)の「淡路たまねぎ焼きカレーパン」(260票)。鳴門屋製パンは前回大会でも「お好み焼きパン」がゴールドブレッドに輝いており、大会2連覇となった。大会全体も盛況で、当日は昼頃にほとんどのブースが売り切れとなった。写真はゴールドブレッドのトロフィーを掲げる鳴門屋製パンの社員。詳細は本紙をご覧下さい。