尾西食品、水だけで作れる長期保存介護食「尾西の振って作るムース」6月発売

尾西食品「尾西の振って作るムース」
尾西食品「尾西の振って作るムース」

尾西食品(株)(市川伸介社長)は6月12日、水だけで作れる長期保存介護食「尾西の振って作るムース」を発売する。

ミキサー無しで高カロリー(303kcal)、高たんぱく(17.3g)の食事を摂取することができ、ユニバーサルデザインフードの「舌でつぶせる」認証を取得済。賞味期間は5年6か月。

作り方は〈1〉調理袋に水80mlを注ぐ→〈2〉粉末を加えてチャックを閉じる→〈3〉約30回振る→〈4〉5~7分待つ――だけで、ほうじ茶ミルク風味のムースが完成する。

1月に発災した能登半島地震では病院や介護施設の食料備蓄不足に加え、被災職員の厳しい労働環境という課題も浮き彫りになったなか、「調理器具が使用できない状況下でも、ミキサー食やムース食を提供している職員の負担軽減に貢献できる」「日常の献立の中でも利用が可能」としている。

〈米麦日報2024年4月8日付〉

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