小田象製粉、北海道産小麦粉「CRONOS(クロノス)」新発売、加工・冷蔵冷凍適性アップ

小田象製粉の小麦粉「CRONOS(クロノス)」
小田象製粉の小麦粉「CRONOS(クロノス)」

小田象製粉(株)(岡山県倉敷市、小田眞司社長)は4月13日、パン・中華麺用の北海道産小麦100%小麦粉「CRONOS(クロノス)」を発売した。

独自の微粉砕加工により「一般的な北海道産強力粉に比べて粒度が細かい」。そのため、▽吸水性向上(一般的な北海道産強力粉と比べ、吸水率が約2%向上《同社比》)、▽より短時間で十分な水和が可能、▽冷蔵・冷凍耐性を付与(緩慢冷凍でも冷凍障害を受けにくく、5日間保存してもボリューム低下を起こさない)――を実現したという。蛋白12.0%、灰分0.36%、荷姿25kg。創業100周年記念商品として開発した。

商品名はギリシア語で「時間」を表し、「時」を神格化させた言葉であるCRONOSが由来。「微粉砕加工小麦粉ならではの冷蔵・冷凍耐性により『時間を操る』ことを暗示している」(同社)。

〈米麦日報2024年4月18日付〉

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