日清オイリオグループ、スポーツ×食の大切さ・脂質健康情報を発信

日清オイリオ スポーツ×食の大切さ・脂質健康情報を発信
日清オイリオ スポーツ×食の大切さ・脂質健康情報を発信

日清オイリオグループは2021年度からスタートした「ビジョン2030」の中で6つの重点領域を設定。「すべての人の健康」領域において、長年取り組んできた運動推奨とスポーツ振興活動を通じた「スポーツ×食」の大切さの啓発、「脂質健康情報」の発信によって、同領域の課題解決を通じた社会との共有価値の創造に取り組んでいる。

コーポレートコミュニケーション部宣伝・広告課長で公認スポーツ栄養士でもある清原知子氏は、「人生100年時代と言われる中、健康寿命の延伸に貢献する活動に取り組んでいる。スポーツと食の大切さとともに、当社にしかできない脂質栄養情報の提供を、活動を通して発信している」と説明する。

日清オイリオグループは主力工場のある横浜スポーツ振興活動として、横浜F・マリノスのトップパートナーをはじめ、横浜マラソンなどのスポーツ大会に協賛している。また、「子どもの時から食育をしっかりすることが大事で、保護者や指導者への啓発活動も重要」と、日本サッカー協会(JFA)主催の全日本U-12サッカー選手権大会の協賛を通じて、小学生やその親世代に向けた活動も行っている。

他にも、ランニング愛好家に向けた活動、自社ホームページではスポーツ栄養やレシピの情報発信なども行っている。

日清オイリオグループは過去にフリースタイルスキーモーグルの上村愛子選手といった、世界で活躍する日本代表選手の食事・栄養もサポートしてきた。「トップアスリートを起用した情報発信は現在も進行している。脂質栄養や食事全体のサポートでアスリートを支え、パフォーマンスアップに貢献するなど、今後も協賛にとどまらない活動をしていく」と方針を説明する。

〈マリノス所属選手を食事・栄養の両面で支援、子どもに推奨するメニューを選手が紹介〉

横浜F・マリノスの協賛は、2006年から10年以上継続しており、トップチームから育成カテゴリまで、食事と栄養の面からサポートしている。ユニフォームに企業名が出るトップパートナーとなった17年からは、マリノスが監修する所属選手が利用するレストラン「sMiLe table(スマイルテーブル)」のサポートも開始した。

横浜F・マリノスのホームページには、「food supporter」というコーナーがあり、今年度は選手がトレーニング後に食べると気分があがるメニューと、サッカーをする子供に推奨するメニューが選手自身の言葉で紹介され、リンク先の日清オイリオグループのホームページでは、その料理のレシピも見られるようになっている。

日清オイリオのHPでは、動画コンテンツの「#揚げてこうぜCHANNEL」では、選手を起用し、脂質健康情報に加えてスポーツ栄養情報を公開し、「スポーツ×食」の大切さを継続的に発信している。

2022年7月には「ベジタブルマッチ」と題して、横浜野菜を使った選手同士の料理対決を企画し、その動画も公開中だ。料理をつくることや食べることの大切さを伝えながら、油はビタミンAの吸収を良くするなど、栄養面の情報も伝える内容となっている。「地元横浜野菜が知れて勉強になった」、「動画で作っていたメニューを作りたい、食べたい」といった声が上がっており、地域の人々との関係を深めるきっかけとなったという。

このほか、2021年は日本サッカー協会(JFA)と共催で、元プロサッカー選手と、公認スポーツ栄養士との食育オンラインセミナーを開催した。サッカーを楽しむ子供やその保護者約300人が参加し、好評だったことから今年も継続を予定しており、「リアルタイムでのオンラインセミナーだけでなく、後日動画を配信することで、参加者以外にも見てもらえる」と、スポーツ栄養について、すそ野を広げた情報発信となることを期待する。

〈スポーツシーン特化のMCT認知拡大へ、ランニングアプリでチャレンジメンバー募集〉

商品面においては、MCT(中鎖脂肪酸)を中心に訴求している。炭水化物、たん白質、アミノ酸に続き、スポーツで重要な第4の栄養素として脂質のエネルギー補給のメリットを発信している。

マラソンやトライアスロンなど、持久力が求められるスポーツとMCTの相性は良く、その機能の理解促進に努めると共に、手軽に摂れてスポーツシーンに特化した商品として、ゼリータイプの「MCTゼリーPRO」やポーションタイプの「MCTCHARGEオイル」の認知拡大に向けた活動を行っている。

日清オイリオ「MCTゼリーPRO」
日清オイリオ「MCTゼリーPRO」
ポーションタイプ「 MCT CHARGEオイル」/日清オイリオ
ポーションタイプ「 MCT CHARGEオイル」/日清オイリオ

今年度からは、新たな取り組みとして、ランニングアプリ「TATTA」に「TeamMCTCHARGE」を開設した。「フルマラソン完走」、「サブスリーに挑戦」など、ランニングの目標レベルに合わせたチームのチャレンジメンバーを募集し、トレーニング方法やMCT摂取の最適なタイミングなどの情報発信を行っている。

〈大豆油糧日報2022年9月9日付〉

媒体情報

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大豆と油脂・大豆加工食品の動向を伝える日刊専門紙

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大豆から作られる食用油や、豆腐、納豆、みそ、しょうゆを始めとした日本の伝統食品は、毎日の食卓に欠かせないものです。「大豆油糧日報」では、発刊からおよそ半世紀にわたり、国内外の原料大豆の需給動向、また大豆加工食品の最新情報を伝え続けております。昨今の大豆を巡る情勢は、世界的な人口増大と経済成長、バイオ燃料の需要増大により、大きな変化を続けております。一方で、大豆に関する健康機能の研究も進み、国際的な関心も集めています。そうした情勢変化を読み解く、業界にとっての道標となることを、「大豆油糧日報」は目指しています。

創刊:
昭和33年(1958年)1月
発行:
昭和33年(1958年)1月
体裁:
A4判 7~11ページ
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