「ミラダシ」シリーズにエビタイプ新発売、原料供給の安定性と風味品質両立【不二製油】
不二製油は13日、植物性ダシ製品「MIRADashi(ミラダシ)」シリーズから、エビタイプを新発売した。動物性原料や香料を使わずに、エビのような風味を実現した。「植物性原料のみで設計することで原料供給の安定性と風味品質を両立し、加工食品や高付加価値メニューの風味づくりから甲殻類のアレルギーを含まない商品まで幅広く活用できる」(同社)と訴求する。製品形態は5kg ピロー包材で、飲食店での調理などに扱いやすい250gパウチ包材の「ペースト植物ダシ-エビタイプ-」も発売している。賞味期限は360日。

同社は、植物性油脂とたん白の技術融合により生まれた技術ブランド「MIRACORE(ミラコア)」を有する。植物性素材で動物性食品特有の満足感・風味を実現する同技術を用いた「ミラダシ」シリーズはこれまで、チキン、ビーフ、白湯、カツオ、貝タイプの5製品を展開してきた。
今回のエビタイプ(製品名MIRA-DashiC700)は、生臭さのないクリアな香ばしさと、エビの殻やみそを思わせるコク深い風味を特徴としている。「オマール海老などを用いた高級な料理に求められる重層的な旨みや余韻を底上げする素材としても活用できる」(同社)。
同社によると近年、濃厚なエビ風味の料理や、甲殻類を多用するエスニック料理は、外食・中食・加工食品市場において高い人気を集めている。一方で、エビやカニなどの甲殻類は、海水温上昇や人手不足などによる供給量への影響が懸念されているという。加えて価格の変動リスクも高まっている。「ミラダシ」のエビタイプは、これらのニーズに対応する素材として提案する。
用途としては、パスタソースやラーメン、各種スープ、エスニックメニューに加え、菓子や加工食品まで幅広く想定する。
〈大豆油糧日報2026年4月14日付〉








