インバウンド向けに和素材の1つとしてきな粉を提案【みたけ食品工業】
みたけ食品工業(埼玉県戸田市)は、米粉や上新粉、ごまなどの加工食品の開発・製造を行っており、きな粉や大豆粉のラインアップも多く取りそろえている。きな粉はここ数年、使用用途が広がったことで需要が増えているという。インバウンドも追い風となり、高騰した抹茶の代わりの和素材として提案することでさらなる拡販を狙う。同社は4月15~17日に東京ビッグサイトで開催された「ファベックス 2026」に出展し、新商品や主力商品を紹介した。
同社の大豆粉は、脱脂大豆ではなく丸大豆を使用していることが特徴だ。大豆の栄養をまるごと摂れ、油分を含むことで味わい深くなるという。失活処理により、青臭みやえぐみを低減している。ブース内では、小麦粉の代わりに置き換えて使うことで、たん白質が摂れると訴求していた。
「きな粉ペースト」は、きな粉と大豆油を練り上げてペースト状にしたものだ。きめ細かななめらかさがあり、分離しにくい製品となっている。ペースト状にすることで、パンの練り込みなどに使いやすく、均一に混ぜられる。他にも、きな粉あんやアイスクリーム、クッキー、ビスケットなどに使用できる。ブース内では、より細かく粉砕した「金のきな粉」を使った「金のきな粉ペースト」ファウンテンを設置していた。「金のきな粉」は、甘みの強い北海道産丸大豆を厳選した。二度焙煎により、大豆の芯にまでしっかり火を通し、大豆本来の豊かな香りを引き立たせた。荒い粒子がなく、粒がそろっているため、なめらかな口当たりを実現した。液体に混ぜたときの分散性が良く、沈殿しにくい。

〈「黒みつきな粉」は家庭用と業務用で展開、外食分野や老健施設での採用を目指す〉
「さらさらりんきな粉」は、従来のきな粉と比較して水や油の吸収をしにくいため、おはぎやドーナツなどにかけても泣きにくく、綺麗な外観を維持することができる。同社の独自製法により、風味がよく、水分や油分の多い食品にかけても長時間さらさらした状態が続く。ダマになりにくいため、ふるい落としがスムーズで作業性向上にも寄与する。産地や色のバリエーションもそろえている。

「黒みつときなこ混ぜちゃいました」(個包装 15g×8袋)と「黒みつきな粉」(スタンドパウチ 200g)は、黒蜜ときな粉を絶妙なバランスで混ぜたスイーツソースだ。混ぜる手間が不要で、黒みつときな粉を両方準備したり片づけたりするときの煩わしさもない。
昨年9月に「黒みつときなこ混ぜちゃいました」を発売したところ、もっとたっぷり使いいとの意見が寄せられたことから、4月からスタンドパウチで「黒みつきな粉」を発売した。「黒みつきな粉」については、家庭用と業務用の両方で展開していく。外食分野や、老健施設での採用を目指している。「黒みつときな粉が両方入ったソースはなかなかないので、その点を訴求していく」(同社)と述べる。和洋問わずさまざまなスイーツに使え、白玉餅やパンケーキ、アイス、ケーキ、ドリンクなどで活用できる。
〈大豆油糧日報2026年4月20日付〉







