世田谷パン祭り2026開幕、全国から260店舗が集結 限定パンや多彩な企画を展開

パンと飲料のペアリングを紹介するカネカの磯谷氏
パンと飲料のペアリングを紹介するカネカの磯谷氏

〈カネカはパンと飲料とのペアリング提案、会場では「パンで腸活」も〉

世田谷パン祭り実行委員会が主催するパンの祭典「世田谷パン祭り2026」が10月31日、東京都世田谷区の世田谷公園や複合施設「HOME/WORK VILLAGE」などで開幕した。11月1日までの2日間、全国各地からベーカリーやパンのおとも、フード・ドリンクなど延べ260店舗が出店・出品する。テーマは「DANCE with bread」。2025年は約6万人が来場した。パンの販売に加え、飲料とのペアリングや健康を切り口とした提案など、多彩な企画を展開する。

会場では71種類の限定パンを販売するほか、14店舗が参加する「明太フランス」のコンテストも開催。フード・ドリンクエリアには35店舗が出店し、コーヒーや紅茶、ビール、ワインなど、パンと一緒に楽しめる飲料をそろえた。

カネカは「パンのおいしさ、引き出す一杯!」をテーマに、パンと飲料のペアリングを提案した。同社の乳製品事業開発部門で販促企画を担当する磯谷桜子氏は、「ほら、お茶ミルク」の小売店での取り扱いが広がっていることを紹介。イベントでは、商品を知ってもらうだけでなく、実際に味わってもらうことも重視していると話し、パンに合う飲料を提案することで、パンの楽しみ方を広げる考えを示した。

「ほら、お茶ミルク」など3種類試飲を実施したカネカのブース
「ほら、お茶ミルク」など3種類試飲を実施したカネカのブース

会場では「パン好きの牛乳」と、パン専用茶「ほら、お茶ミルク」の試飲を実施した。「ほら、お茶ミルク」は、甘いパンと相性の良い「鉄観音烏龍茶+ミルク」と、シンプルなパンの風味を引き立てる「ルイボスティー+ミルク」の2種類を展開。ミルクの配合率を51%に高め、牛乳由来のコクとお茶のすっきりとした後味を両立した。同シリーズが発売後にイベントへ出展するのは今回が初めてとなる。

「パンで腸活」を提案した「発酵性食物繊維のおみせ KINNOE」のブース
「パンで腸活」を提案した「発酵性食物繊維のおみせ KINNOE」のブース

日清製粉やMizkanなどが協賛する「発酵性食物繊維のおみせ KINNOE」は、発酵性食物繊維の普及を目指す店舗。会場では、企業やベーカリーと連携した「パンで腸活」を展開した。日清製粉の高食物繊維小麦粉「アミュリア」を使ったパンや、はくばくの「もち麦の贅沢ふわもちドーナツ」、Mizkanの「Fibee」シリーズを紹介。「Fibeeブレッド」の「2種の果実とシナモン デニッシュ」「ショコラオレンジ デニッシュ」「トマトバジル デニッシュ」なども販売し、パンを通じて発酵性食物繊維を日常の食生活に取り入れることを提案した。

日清製粉グループが活動を紹介した「神戸スウィーツ・コンソーシアム」のブース
日清製粉グループが活動を紹介した「神戸スウィーツ・コンソーシアム」のブース

日清製粉は、チャレンジド(障害のある人)のパティシエ養成を通じて、誰もが持てる力を発揮し、支え合うユニバーサル社会の実現を目指す「神戸スウィーツ・コンソーシアム」の活動を紹介した。会場では、フィナンシェなどの焼き菓子約150個を販売した。

イベントではパンに関する講座なども実施。パンそのものの味わいに加え、飲料とのペアリングや健康、社会貢献といった多様な切り口から、パンの魅力を発信した。

媒体情報

食品産業新聞

時代をリードする食品の総合紙

食品産業新聞

食品・食料に関する事件、事故が発生するたびに、消費者の食品及び食品業界に対する安心・安全への関心が高っています。また、日本の人口減少が現実のものとなる一方、食品企業や食料制度のグローバル化は急ピッチで進んでいます。さらに環境問題は食料の生産、流通、加工、消費に密接に関連していくことでしょう。食品産業新聞ではこうした日々変化する食品業界の動きや、業界が直面する問題をタイムリーに取り上げ、詳細に報道するとともに、解説、提言を行っております。

創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
主な読者:
食品メーカー、食品卸、食品量販店(スーパー、コンビニエンスストアなど)、商社、外食、行政機関など
発送:
東京、大阪の主要部は直配(当日朝配達)、その他地域は第3種郵便による配送
購読料:
3ヵ月=税込15,811円、6ヵ月=税込30,305円、1年=税込57,974円