全清飲、容器リサイクルの消費者意識調査を実施資源を大切にしたいと回答76.6%、自販機横の異物投入は約3割
一般社団法人全国清涼飲料連合会(全清飲)は、「清涼飲料水容器のリサイクルに関する消費者意識調査2026」の結果を公表した。資源を大切にしたいと考える人は76.6%に上った一方、自動販売機横のリサイクルボックスに異物を投入した経験がある人は29.9%となり、適正利用の促進が課題となっている。
調査は2026年9月4~7日、全国の15~69歳の男女のうち、外出先でペットボトル飲料を飲用する人を対象に実施し、1,037人の有効回答を集計した。調査協力機関はインテージリサーチ。
直近1年間で資源を大切にする意識が高まった人は32.8%。理由は「環境問題への関心が高まったため」が47.9%で最も多く、「物価上昇により節約意識、資源の有効活用意識が高まったため」が46.5%と続いた。
ペットボトルのキャップとラベルをともに外す人の割合は、自宅では82.0%だったのに対し、オフィスや学校などの屋内では39.7%、街中や公園などの屋外では34.7%にとどまった。外出先で外さない理由は「外したキャップやラベルをどうするか、わからないから」が最も多く、分別方法の周知が課題となっている。
自動販売機横のリサイクルボックスの認知率は73.3%だった。全清飲の広報担当者によると、認知率は2020年の58%から、22年64%、24年70.8%、25年71.8%と上昇している。現在の調査形式での実施は2024年からで、今回は3年目となる。新機能を備えたリサイクルボックスの認知率は54.2%だった。
一方、過去1年間に自動販売機横のリサイクルボックスに、清涼飲料水の缶・びん・ペットボトル以外のものを投入した経験がある人は29.9%。投入経験者のうち、「プラカップ」を入れた人が31.6%で最も多かった。投入理由は「ほかに入れる場所がなかった」が44.2%で最多となった。また、飲み残しのある飲料容器を投入した経験がある人は11.8%だった。
ペットボトルが資源としてリサイクルされていることを知っている人は91.1%に達した一方、使用済みペットボトルを再びペットボトルに再生する「ボトルtoボトル」の認知率は49.4%と半数を下回った。清涼飲料業界は2030年に「ボトルtoボトル」比率50%を目標に掲げており、全清飲は分別促進や自動販売機横のリサイクルボックスの適正利用に向け、関係者と連携した啓発活動を進める。







