コンビニ各社、カウンターコーヒーに注力【セブン・ファミマ・ローソン】

セブン‐イレブン
セブン‐イレブン

コンビニ各社ではホットスナックなどのカウンター商材の提案に力を注いでいる。中でもコーヒーは、新型マシンの導入や新商品の投入などが進んでいる。

セブン‐イレブン・ジャパンは10月20日、「セブンカフェ」の新商品「選べる3種の青『セブンセレクト』」(キリマンジャロ/コロンビアブレンド/グアテマラブレンド)を発売した。

「セブンカフェ」は2013年から販売を行っている。マシンの改良を重ね、現在は、一杯ごとのペーパードリップにて挽きたてかつ淹れたてのコーヒーを提供している。累計販売数は100億杯の達成を目前にしている。

プロのハンドドリップを再現できるよう、コーヒー豆の特性に合わせて湯量は1ミリ単位で、蒸らしや注湯のスピードは0・1秒単位でコントロールできる。

今回発売した3種のコーヒーは、気分やシーンに合わせての見分けが得きる商品として提案する。

阿久津知洋社長は「お昼のご飯の後のほっと一息つく一瞬に、そして休憩の時の一杯、そんな様々な場面でセブンカフェは一人一人に寄り添っていけるよう、さらに味を高めたい」と話す。

ファミリーマートは新型のコーヒーマシンの導入を進めている。世界ナンバーワンのバリスタに選出された粕谷哲氏が監修し、業界では初めて9段階の挽き目の設定とメニューに応じた挽き分けを実現している。2026年6月から本格導入を進めており、26年の売上金額は24年を100とした場合の20%増を見込んでいる。

ファミリーマート
ファミリーマート

粕谷哲氏は「一緒に仕事する時、当時の社長に『俺が日本で一番うまいコンビニコーヒーを作るから俺にやらせてくれ』と言った。日本一ではなく、世界一美味くなったのでは」と自信を見せる。

ローソンは、現在は約100店舗で展開している「マチカフェプラス」という業態を、28年2月末までに2300店舗に広げることを検討している。

「マチカフェプラス」は、知識や接客などのスキルが優秀なスタッフ「ファンタジスタ」が在籍している店舗のみで実施しているサービス。カウンターで注文してから店舗で一杯ずつ作る。その場で豆を挽いて作るコーヒーやカフェラテなどに加え、生のバナナを使ったスムージーや、アサイー&フルーツスムージーといったメニューを提供している。

カウンターフーズへの支持が高まる中、手間をかけた本格的な商品の提供で差別化につなげる。

竹増貞信社長は「通常のコーヒーとは少し違う商品のニーズは高まっている。お客様にとって価値があるところに人手をかけていく」と話した。

媒体情報

食品産業新聞

時代をリードする食品の総合紙

食品産業新聞

食品・食料に関する事件、事故が発生するたびに、消費者の食品及び食品業界に対する安心・安全への関心が高っています。また、日本の人口減少が現実のものとなる一方、食品企業や食料制度のグローバル化は急ピッチで進んでいます。さらに環境問題は食料の生産、流通、加工、消費に密接に関連していくことでしょう。食品産業新聞ではこうした日々変化する食品業界の動きや、業界が直面する問題をタイムリーに取り上げ、詳細に報道するとともに、解説、提言を行っております。

創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
主な読者:
食品メーカー、食品卸、食品量販店(スーパー、コンビニエンスストアなど)、商社、外食、行政機関など
発送:
東京、大阪の主要部は直配(当日朝配達)、その他地域は第3種郵便による配送
購読料:
3ヵ月=税込15,811円、6ヵ月=税込30,305円、1年=税込57,974円