冷凍食品の新商品4品を発表、ルフフフからはラタトゥイユとビーフシチューを投入/ロック・フィールド
〈期間限定で体験型ストア「b8ta(ベータ)」への出品も〉
惣菜店「RF1」や「神戸コロッケ」を展開するロック・フィールドは8月22日、家庭用冷凍食品の新商品4品を9月10日に発売すると発表した。冷凍食品ブランド「RFFF(ルフフフ)」からは、野菜を豊富に使ったラタトゥイユと、ビーフシチューを投入する。「神戸コロッケ」ブランドの冷凍食品は、かぼちゃのプチコロッケと、カレーコロッケを追加する。同社ECサイトや、一部の食品スーパーで販売する。
ロック・フィールドは、駅ナカなどに惣菜店「RF1」などを展開している。「ルフフフ」は2022年11月に立ち上げた家庭用冷凍食品ブランドだ。これまで培ってきたチルド料理のノウハウを活かした商品を展開しており、人気トップの「ドフィノワ じゃがいもグラタン 2個入り」や、「殻ごとおいしいガーリックシュリンプ」「グリルハンバーグ 濃厚あめ色玉ねぎソース」「10種野菜のグリーンポタージュ」などを、これまでに47品目を投入している。また、「神戸コロッケ」ブランドでも冷凍食品8品目を販売している。同社の冷凍食品の売上高は2023年に約5.5億円で、2025年には売上高10億円の達成を目指している。
今回、「ルフフフ」からは「野菜たっぷり200g分使用 おいしいラタトゥイユ」(税込697円)と、「神戸洋食 ビーフシチュー」(税込1,080円)を発売する。
「野菜たっぷり200g分使用 おいしいラタトゥイユ」は赤パプリカやズッキーニ、トマトなど7種類の野菜を使用しており、1日の野菜摂取目標量350gに対して、1パックで200g以上摂取できる。そのまま食べられるだけでなく、パスタや肉料理のソースとしても活躍する商品だ。
「神戸洋食 ビーフシチュー」はほどよく脂身を残した牛肉の食べ応えを感じられる商品だ。隠し味にはチョコレートなどを加え、深みがありながらも舌触りは軽く、最後まで美味しく食べられる商品に仕上げている。
「神戸コロッケ」ブランドからは、「スパイス香るカレーコロッケ 3個入り」(税込702円)と、「北海道産かぼちゃプチコロッケ 6個入」(税込648円)を投入する。
「スパイス香るカレーコロッケ 3個入り」は、タマネギやニンジン、ジャガイモに、牛すじの旨みやスパイスが溶け込んだカレーソースをコロッケにした商品だ。油調済みのため、レンジ調理でそのまま食べられる。
「北海道産かぼちゃプチコロッケ 6個入」は北海道産のカボチャを使い、口当たりは軽く、ほんのりとした甘みのある味に仕上げた。幅広い年代に支持されるような商品となっている。
今後は体験型ストア「b8ta(ベータ)」に期間限定での出品も予定している。店舗スタッフによる説明と共に、実際に商品を試食できる。9月1日から11月30日までの期間は越谷レイクタウン店(埼玉県越谷市)で、2024年11月1日から2025年1月31日までは東京・渋谷の店舗でそれぞれ展開する。
さらに、ブランド立ち上げ2周年を記念したイベントとして、11月1日から「RFFF2周年感謝祭」の実施を予定している。オリジナル保冷バッグ付きの記念商品の販売に加え、オンラインショップでの特集なども企画しているという。
8月22日に行われた発表会で、常務取締役経営企画本部本部長の吉井康太郎氏は「成長戦略のひとつとして、冷凍食品を通して新たな顧客の創造に取り組んでいる。商品を通じて、店舗の惣菜にも改めて着目してもらえたら」と語った。
〈冷食日報2024年8月23日付〉