月桂冠「Gekkeikan Studio no.3」発売、甘味&酸味ひろがる完熟パイナップルテイスト、“日本酒の新たな可能性”を味わうプロジェクト第3弾

月桂冠「Gekkeikan Studio no.3」

月桂冠は「Gekkeikan Studio no.3」(720mlびん/3,500円、アルコール度数15.5%)を、8月22日からMakuakeで、9月下旬から月桂冠オンラインショップ、月桂冠大倉記念館で発売する。 

月桂冠では研究開発により実験的に生み出される日本酒を試作の段階でユーザーと共有し、日本酒の新たな可能性を味わってもらうプロジェクト「Gekkeikan Studio」を推進している。これまで、2021年11月に第1弾「Gekkeikan Studio no.1」、2022年6月には「Gekkeikan Studio no.2」を発売し、両商品とも早々に予定数量を完売した。今回は同シリーズの第3弾。 

口に入れた瞬間、甘い香りが鼻から抜け、甘味や酸味が口いっぱいに広がる。まるで完熟パインを頬張ったようなテイスト。飲む温度によって、味わいが大きく変わり、常温ではパイナップルのような味わいを楽しめ、氷を浮かべ冷やして飲むとラズベリーのようなキリッと引き締まった酸味が顔をのぞかせる。少し温めるとオレンジピールのようにゆったりとした甘味とほろ苦い後味が楽しめる。 

パッケージはシリーズ全体を通して、ラベルの正面を1枚のキャンバスに見立て、お酒の味わいをイメージした意匠を描いている。今回は、スライスしたパイナップルの果肉に見立ててビジュアル化している。また、温度で変化するお酒の味わいを月の満ち欠けになぞらえてラベルに描いた。 

背面は研究所の試験管に貼られたシールのごとく、商品判別のための記号化されたラベルをイメージしたデザインとした。「no.3」の文字は手書き風に表示している。生まれたばかりの新しい日本酒のカタチについて、ユーザーが開発メンバーの一人として参加しているような雰囲気を楽しんでいただきたい、という意図を込めている。 

〈酒類飲料日報2022年8月23日付〉