加藤産業グループは14~16日の3日間、神戸国際展示場で「流通を最適ソリューション」をテーマに、「春季/第120回総合展示会」を開催した。「売り場で魅せるココロの満足」をサブテーマに、消費者の心を満たし、購買行動につながる売り場提案を行った。会場には、499社が出展し、春夏新商品や重点商品をアピール。全国の主要得意先約5500人を招待した。

記者会見で加藤和弥社長は、「消費者は買う理由があるものを買う。理由がなければ買わないが、すごく安ければ買う。価格対応に頼りすぎず、商品、売り場の価値を高めるお手伝いをするのが本来の仕事。今回の展示会では、買う理由をプッシュすることに焦点をしぼった」と狙いを語った。

サブテーマを提案に落とし込んだテーマコーナーは、“五感の刺激”と“ID‐POS活用による顧客視点の売り場づくり(定番・販促・クロスMD)”の切り口で展開した。

オリジナル品を提案する「Kanpy」コーナーでは、「Kurashiru」コーナーを初めて展開した。今春新製品で導入率が高い「カンピーりんごジャム780g」を調味料として使ったレシピ「りんごジャムで作る簡単ジューシーなスペアリブ」を作成し、無料レシピ動画サービス「Kurashiru」より配信。会場では、小売店のキッチンサポートといった料理スペースを想定し提案した。同レシピは、ジャム専用サイトのほか、3月からスタートしたインスタグラムでも紹介する。

その他、ロジスティクスコーナーでは、人員配置計画の最適化に向けて、モデル拠点でトライアル中のAI技術を用いた取り組みなどを紹介した。

なお、今期(18年9月期)の進捗状況は、「第2四半期も計画をクリアできそう」(加藤社長)との見通しを示した。

〈食品産業新聞 2018年3月29日付より〉

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