ポッカサッポロフード&ビバレッジは、堅調に成長するインスタントスープにおけるさらなる積極展開を図るため、同社仙台工場をサッポロビール仙台工場内に新設し、カップ入りスープの製造設備および粉末スープ顆粒原料の造粒設備を新たに設置すると発表した。投資額は約26億円。着工は今年6月で、竣工・稼働開始は来年8月を予定している。

ポッカサッポロは、1980年に缶入りスープを発売し、翌年に粉末インスタントスープでスープ市場に本格的に参入して以来、スープ事業の拡大を図ってきた。

96年には、現在の主力ブランドである「じっくりコトコト」を発売し、長年培ってきた独自の味作りや乾燥技術などを活かしながら、多様化する食生活やお客さまのニーズに合わせた商品を提案することで、ユーザーが拡大してきた。

現在は、特にカップ入りスープの販売量が好調に推移しており、同社はさらに積極的な事業拡大を図っていくために、カップ入りスープの生産能力を増強する。ポッカサッポロのスープ生産拠点としては、同社名古屋工場、群馬工場、磐田ポッカ食品に加え、4つめの生産拠点となり、東北エリアでは初の工場となる。

〈新工場設備概要〉
▽名称
=ポッカサッポロフード&ビバレッジ仙台工場(仮称)
▽所在地=宮城県名取市手倉田字八幡310‐1サッポロビール仙台工場内
▽従業員数=45名(予定)
▽製造品目=カップ入りスープライン数1ライン
▽生産能力=160万箱/年(1ケース24個入り換算)

〈食品産業新聞 2018年5月17日付より〉

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