日本製粉は、2018年春夏家庭用冷凍食品新商品として、新商品18品・リニューアル品8品の計26品を3月1日、全国で出荷開始する。26品の初年度販売計画は23億円。また、それらとは別に、昨春から展開する「TOKYO PASTA」3品をリニューアルして4月中旬に発売、昨秋発売していた「オーマイ いまどきごはん 5種野菜のカルビクッパ」の数量限定品を3月以降、自然切替えで発売する。5日、東京・麹町の同社で新商品発表会が開催された。

発表会の冒頭、あいさつした藤井勝彦執行役員食品営業部門部門長は、ドライ・健康食品も含めた18年春夏の新商品開発テーマとして「▽簡便・時短▽健康・機能性▽個食・小容量化――といった多様なニーズへの対応と、トレンドメニューをテーマとし た『上質化』という2点に主眼を置いて開発を行った」など述べた。

家庭用冷凍食品冷凍食品については「もっと具材をたくさん食べたいというニーズを満たす新ブランド『具の衝撃』を投入。商品重量の4分の1が具材という、従来の冷凍パスタと比較して圧倒的な具材量の商品となる。冷凍パスタブランドNo.1の『オーマイプレミアム』シリーズと、“流行のメニュ―をおうちで"のコンセプトが好評の米飯『いまどきごはん』シリーズは、メニューを追加し、商品強化を実施する。1食完結型の『よくばり』シリーズは、新たに和食メニュー『よくばり御膳』を発売するとともに、同シリーズ全品の容器をプラスチックトレーから紙トレーに変更。これにより、トレーを使用した冷食65品目中、85%の55品目が紙トレーとなる。環境に配慮した包材を使うことで、社会貢献も果たしていきたい」とした。

〈パスタでは2つの新ブランド、圧倒的具材量の「具の衝撃」〉
冷食新商品18品の内訳は、個食パスタ13品、個食米飯1品、ワンプレートセット2品、おかず1品、お弁当パスタ1品。

パスタでは2つの新ブランドを投入。【オーマイ 具の衝撃】シリーズは、圧倒的な具材量を特長とするトレー入りの個食パスタ。

同社の冷凍パスタに関するアンケートで、冷凍パスタは具材が少ないという声が多かったことから、もっと具材をたっぷり食べたいというニーズをカバーする新ブランドで、新市場の開拓を狙った商品。価格はオープン価格だが、高価格帯になると見られる。

総重量の4分の1以上が具材で、「ペペロンチーノ」の場合、従来品(パスタ!パスタ!)の5.5倍もの具材量を誇るという。

「オーマイ 具の衝撃 ペペロンチーノ」「同 バジルトマト」(各300g)の2品を発売。それぞれ、具材には野菜だけでなく、前者ではベーコンとチョリソー、後者では海老やモッツァレラチーズとたんぱく原もたっぷりと含む。

【オーマイ 旨盛り】シリーズは手頃な価格の袋入り大盛りタイプのパスタで新たに投入するブランド。ブランド名で量だけでなく、おいしさへのこだわりも訴求することで、現在の大盛りパスタ市場の同質化からの脱却を目指す。麺のおいしさにこだわったプリプリ食感の麺も特長。パッケージでは、ダイナミックの持ち上げシズル、コピーで大盛りであるということを演出するとともに、プリプリ麺であることを伝えるコピーも加えた。価格はオープン価格だが、中価格帯と見られる。

今春は「ゆず香る和風醤油」「あさり味わい塩」「クリーミーカルボナーラ」「牛挽肉ミートソース」「和風たらこ」「ジューシーナポリタン」(各340g)の6品で展開。

〈冷食日報 2018年2月6日付より〉

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