テーブルマークは5月~8月にかけて、看板商品である冷凍うどんの販促を強化する。人気俳優の松山ケンイチさんを起用したテレビCM放映を12日から開始、これに連動してウェブをはじめとする各種メディアや店頭での販促施策を立体的に展開する。秋冬に比べて需要が落ち込む、夏場の需要を喚起して、販売規模拡大を図る。

同社は10日、都内で「冷凍うどん 夏のプロモーション発表会」を開いた。マーケティング&セールス(M&S)本部M&S戦略部の根岸新一マーケティング担当部長は「今夏は冷凍うどんの夏にしたい。“THE SUMMER of 冷凍うどん”だ」と意気込んだ。

前年夏(6月~8月)は同社が消費者キャンペーンを実施したことで、冷凍うどんの市場規模は前の年よりも7%拡大したという。同社では15年春以来、冷凍うどんの品質向上に本格的に取り組み、この間に外部組織による表彰も複数受けている。さらに今年4月には新潟に魚沼水の郷第二工場が冷凍うどんの専用工場として稼働した。品質向上と昨夏の販促実績、そして供給体制の拡充を背景に、販促を強化する構えだ。

テレビCMは5月12日~7月中旬に放映する。松山ケンイチさんがプールの監視員役で子供たちに冷凍うどんのコシの強さについて興奮して語るコミカルなシーンのあと、電子レンジで調理した冷やしメニュー「サラダチキンとオクラの冷やしうどん」を食べる様子を描いた。電子レンジ調理と“冷凍だから、コシが強い。”というメッセージを打ち出している。
テーブルマークCM「コシを愛する人/銭湯篇」イメージ

テーブルマークCM「コシを愛する人/銭湯篇」イメージ

テレビCMは、この「コシを愛する人/プール篇」と、松山さんが銭湯の番頭を演じる「コシを愛する人/銭湯篇」を放映する。なお同社のTVCMは5年ぶりとなる。

動画サイト「ユーチューブ」から6月の間、CMと、CMに登場するレシピ動画を配信。このレシピ動画は料理動画サイト「デリッシュキッチン」でも配信する。

「クックパッド」では5月21日~8月13日、カテゴリジャックを行う。「冷やしうどん」「さっぱり」「夏バテ」――のワード検索をすると、同社の「夏うどん」特設サイトのバナーを表示し、閲覧を誘導する仕組みだ。

店頭では5月10日~7月31日、玉うどんを対象にした消費者キャンペーンを実施する。NBだけでなく一部PBも対象商品にする。

〈冷食日報 2018年5月11日付より〉

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