新中計「MVIP+(プラス)2020」、独自の技術を活かし価値の創造を/日本水産

冷食日報 2018年5月15日付
〈20年度売上高7,560億円、営業利益290億円、純利益220億円〉
日本水産は14日、新中期経営計画「MVIP+(プラス)2020」を発表した。

15年度からスタートした前中計「MVIP2017」では、「変化に対応し、差別化できる独自の技術力を持つメーカー」を目指し、〈1〉成長に向けた積極的な投資、〈2〉資源アクセス力の強化、〈3〉健康機能食品・高付加価値商品の提供、〈4〉海外でのパフォーマンスの拡大、に取り組み、また、CSR に根差した経営を推進し、「MVIP2017」で設定したKPI をすべて達成。

新中計ではこの「MVIP2017」の流れを踏襲し、持続的な成長と更なる企業価値向上を実現するため「新しい価値」をプラスした新中期経営計画「MVIP+(プラス)2020」を策定。新中計の基本的な考え方は、「独自の技術を活かし価値を創造するメーカーを目指す ~持続可能な水産資源から世界の人々を健康に~」。

新中計が目標とするKPI は、
▽売上高(20年度)=7,560億円(17年度6,830億円)増減率111%
▽営業利益=290億円(234億円)123%
▽経常利益=320億円(248億円)129%
▽当期純利益=220億円(173億円)127%

〈冷食日報 2018年5月15日付より〉

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