1月の酒類課税数量は1.9%増、国産のスピリッツ・リキュールが牽引/国税庁

1月の酒類課税数量(国産酒・輸入酒計)
国税庁が発表した1月の酒類課税数量は国産酒・輸入酒合計は46万9,301klとなり、前年比1.9%増となった。

輸入はどちらも2ケタ減となっているが、国産のスピリッツ類が17.4%増、リキュールが11.6%増となり全体の数量増に貢献。また、最も数量が大きなビール(国産)も0.8%減と微減で収まったことも数量増の要因。

ウイスキーは国産、輸入共に大幅増となり21.8%増、甘味果実酒も同様に15.2%増となった。果実酒は国産が0.7%減とわずかに数量を減らしたものの輸入が12.3%増となり、合計では8.9%増。

和酒は清酒が4.1%減、連続式蒸留焼酎が1.6%減、単式蒸留焼酎が1.0%減とそれぞれ数量を減らしている。

1月の酒類課税数量(国産酒)

1月の酒類課税数量(国産酒)

1月の酒類課税数量(輸入酒)

1月の酒類課税数量(輸入酒)

〈酒類飲料日報 2018年4月17日付より〉

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