2018年1~3月の国産ウイスキー出荷は12.9%増、RTDも続伸/洋酒酒造組合

日本洋酒酒造組合がまとめた1~3月の国産洋酒の出荷は、合計で108.8%となった。ウイスキーは112.9%と好調を持続している。RTDの「スピリッツ・発泡性」は111.4%の2ケタ増。

同じく3割程度をRTDが占める「リキュール・カクテル・チューハイ・発泡性」は108.6%。ホワイトスピリッツではジンが101.5%と前年を超えている。

3月単月でみれば、ウイスキーは108.7%で、3カ月連続のプラス。

2017年12月こそ99.9%で僅かに6カ月ぶりのマイナスとなったが、引き続き、順調に伸ばしている。RTDの「スピリッツ・発泡性」は114.3%の2ケタ増。同じく「リキュール・カクテル・チューハイ・発泡性」も114.6%と2ケタ増。

〈酒類飲料日報 2018年5月8日付より〉

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