リードエグジビションジャパンが6月27日~29日、東京ビッグサイトで開催した「第3回ドリンクジャパン」の出展企業から、注目の資材、機械を紹介する。

ビールを貯蔵する樽ケグを製造する韓国メーカーのSHINHAN産業は、ケグ本体の上下部分にゴムを付着し、機能性を高めたRSR ( Rubber ‐Steel‐Rubber)ケグ(SHINHAN KEG)をアピールした。

同社は元々、産業用ゴム部品専門メーカーとして創業し、50年以上の歴史を持つ。韓国のトップメーカーOB社と韓国国内で最初にケグを開発。納入実績は、韓国ではOB 社をはじめ、ビールメーカーの7割は同社製を使っているという。海外ではABインベブ社、日本では地ビールメーカーに10社近くの納入実績があるとしている。

上下部にゴムを用いる利点について、「20Lのタンクだとフルステンレスとゴムでは、1.5kg~2kgほど重さが変わる」(同社)と軽量で取り扱い易いことを訴求。また、フルステンレスに比べて、階段で落としても怪我の危険が少なく、冷蔵庫などの店舗設備にぶつけても破損の恐れが少ないとしている。

RSRケグは、安価だが品質に不安がある中国製、もしくは高品質だが価格の高いドイツ製があるというが、「手ごろな金額でいい品質のものを提案する」(同社)と強調。ビール以外に日本酒やマッコリ、コーヒー用にもアプローチを行っている。容量は10L、15L、20Lで、ゴム部分の色指定も可能だ。
フィンランド・BIRCHE社 100%木製ラベル

フィンランド・BIRCHE社 100%木製ラベル

フィンランドのBIRCHE社は、化学薬品不使用の100%木製ラベルを紹介した。

社名の由来はbirch(白樺)とcherry(桜)から。ラベルはこの2つの木材を使用し、独自技術で薄さ0.15㎜を実現し、カラー印刷もできる。1年半ほどのマーケットリサーチを終えて、昨年10月に発売開始。ウイスキーや酒類のボトル用ラベルとして提案しており、フィンランドのウイスキーと、イギリスのジンのラベルに採用実績がある。

日本ではウイスキーメーカーに提案を行っていく考えで、販売代理店のイニシアティブズ(東京都練馬区)の藤屋劭社長は、「木の樽で熟成するウイスキーにとって、木のラベルは深い関係がある。通常使われているラベルと比べてもそれほど高くないと言われるが、高級感を出すことができる」とメリットを語る。

徳永製作所 「ボトル供給ロボット BFRシリーズ」

徳永製作所 「ボトル供給ロボット BFRシリーズ」

徳永製作所(大阪府富田林市)は、同社の整列ノウハウとファナック製のロボットを組み合わせた特許出願中のロータリーフィーダーの搭載「ボトル供給ロボット BFRシリーズ」のデモ実演を行った。ボトルは様々な形状や色に対応。1分当たり50~55本のボトルをロボットが掴み、コンベア上に供給できる。省力化と人手不足解消につながることを訴求しており、食品業界では調味料関係などに納入実績がある。

ダイセン・メンブレン・システムズ UF膜

ダイセン・メンブレン・システムズ UF膜

ダイセン・メンブレン・システムズ(東京都港区)は、UF膜(限外ろ過膜)を紹介。「非加熱処理が可能になる」(同社)とアピールしており、月桂冠の「生酒」をはじめ、清酒メーカーに多数の実績があるという。

〈酒類飲料日報 2018年7月2日付より〉

【関連記事】
・6月27~29日開催「第3回ドリンク ジャパン」、酒類関連で例年以上の出展
・6月27~29日開催「第3回ドリンク ジャパン」、食品向けの最新製品・技術が多数展示
・「世界で一番日本酒が集まる日」きき酒イベントに「全国新酒鑑評会」入賞酒など揃う/日本酒造組合中央会
・国分グループが首都圏・関信越エリア展示会を開催、4,000名が来場