米穀機構は10日、平成29年産水稲の品種別作付動向を公表した。ベスト10品種に変動はないが、ベスト10品種シェアが0.8ポイント下がっていることから、わずかながら分散化が進んだことにはなっている。このベスト10品種の来歴(交配元)を遡ったのが下図。例外なく3代前まで遡ればコシヒカリに行き着くことが分かる。
平成29年産水稲うるち作付割合上位10品種の来歴(交配元)

ベスト11~20品種は、順位の入れ替わりこそあるものの、顔ぶれに変化はない。同調査は、道府県行政への聞き取りに基づくもの。28年産までは7月頃に速報値を公表し、翌年3月末頃に確定値を公表するパターンだったが、「需給に予断を与えるのを避けたい」との理由から、29年産からは確定値のみ公表に切り替えている。

〈米麦日報 2018年4月11日付より〉

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