(一社)JC総研(中家徹会長、勝又博三理事長、鈴木宣弘所長)はこのほど、2017(平成29)年度「農畜産物の消費行動に関する調査結果」を公表した。これまで品目別に行っていた調査を一括実施したもので、調査は昨年12月にインターネットで全国の2,162人(男女各1,081人)を対象に行った。

それによると、「主に購入・入手するコメ品種」の上位は、「コシヒカリ」(55.9%)「あきたこまち」(21.6%)「ひとめぼれ」(19.7%)で変化無し。

次いで、「ななつぼし」(11.4%→9.9%)、「ゆめぴりか」(10.0%→8.8%)、「ブレンド米」(8.2%→8.1%)、「ヒノヒカリ」(7.5%→6.8%)、「つや姫」(6.6%→5.3%)の順で、道産米が減少している。

「今後食べたい品種」もトップ3は同様で、4位以降は「ゆめぴりか」「つや姫」「ななつぼし」「ササニシキ」――など、前年調査と変わらない傾向。どちらの設問でもコシヒカリが断トツだった。

〈「無洗米」「玄米」重視の理由は「美味しいから」大幅増〉
米を購入する際のこだわりは「価格」が6割以上と群を抜いており、属性別では単身男性の「無洗米」を重視する傾向が9.9%→12.3%と高まっている。

その無洗米を重視する人に理由を尋ねると、「炊飯の手間が省ける」が50.3%(前年69.7%)と大幅に減少し、「美味しいから」が29.9%(13.4%)と大幅に増加した。

また、「玄米」を重視する理由は、前年調査でトップの「健康に良い」が23.4%(44.3%)、2位だった「栄養価が高い」17.7%(38.6%)とこちらも大幅な減少となった一方、「美味しいから」が43.5%(27.1%)の大幅増となった。

〈米麦日報 2018年4月11日付より抜粋〉

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