オタフクソース(株)(佐々木直義社長)は6日、業務用提案会「活力フェア『お好み焼提案会』」を大阪市で開催した。今年は全国3会場(東京・大阪・広島)で“ヘルシー”を軸としたオリジナルメニューや情報を提案し、店の繁盛を応援する。2年ぶり、14回目の開催となる大阪会場は、新規顧客を獲得したいという顧客の声を受け、「特に女性向け・SNS映え・トレンドを軸とした提案に力を入れた」(川岸浩司支店長)。

女性向けでは、「マリボーチーズのとろリッチお好み焼」「海老クリーム焼そば」など女性に人気のチーズを使ったワインにも合うメニューを提案し、好評だった。世界チーズ商会のマリボーチーズやパルメジャーノ・レッジャーノ、不二製油のUSS製法で作る豆乳クリームなどが使用され、ヘルシーでリッチなメニューに仕上がっていた。SNS映えでは、お好み焼にエッグインクラウド(メレンゲの中央に卵の黄身)をのせた「白い豚玉」などを提案した。トレンドでは、人気の海老に注目し、たこ焼の具とだしに海老を取り入れた「海老吸い」などを提案。「見た目と味のおいしさを追求した」(佐々木社長)。

その他、ヘルシーコナモン、サラダ、スピード、ひと手間で高単価、新商品を使った一品、惣菜向けのスチコンで作るコナモン――など、様々な切り口のメニューを揃えた。また、種苗メーカーと共同開発した“お好み焼に適した”キャベツ新品種のうち、夏収穫の「なつおこ」を披露。なお、お好み焼店を中心とした飲食店やお好み焼店開業希望者、惣菜ユーザーを対象に開催し、大阪会場は1,200人の来場を見込む。3会場トータルでは約4,600人を集客する予定だ。
オタフクソース 佐々木直義社長

オタフクソース 佐々木直義社長

〈今期は増収で推移、「コナモンの日」の露出アップ4、5月好調/佐々木直義社長〉
佐々木社長は今期(2018年9月期)の進捗について、「5月までの累計(単体)で、売上高は前年比2.7%増、このうちソースは1.5%増だった。3月までの野菜高騰が影響し、目標をやや下回った」と話した。

その後、野菜の価格が平年並みに落ち着いたことに加え、「コナモンの日」(5月7日)を盛り上げる特設ページ(同社サイト上)の開設や、全国折込チラシなどの露出アップが奏功し、「全体で4月は8.1%増、5月は4.7%増と劇的に改善した。通期で目標をクリアしたい」と見通しを示した。

大阪支店も全社同様の傾向で推移しているが、家庭用の販売構成比が6割と高く、さらにお好み焼を家庭内で楽しむところが多いため、より野菜高騰の影響を受けたとしている。

〈米麦日報 2018年6月11日付より〉

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