「第2回“日本の食品”輸出EXPO」、大豆製品は中東圏バイヤーの関心も集める

相模屋食料「ナチュラルとうふ」
農水省とジェトロの協力による「第2回“日本の食品”輸出EXPO」が10月10日~12日、千葉市の幕張メッセで開催され、約1万5,000人が来場した。

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本紙関連では、相模屋食料が、豆乳で製造した「とうふパスタ(麺)」とドレッシングがセットになった豆腐パスタサラダセット「TOFUPASTA WORKS」や、「ナチュラルとうふ」「BEYOND TOFU」といった豆腐の新カテゴリの商品を展示し、アピールした。

このほか、「九州産大豆 木綿」などのベーシックな商品も紹介していた。同社担当者によると、「『日本の食品輸出エキスポ』の傾向として、アジア圏の来場者が多いが、ブースにはカタール国などのさまざまな国のバイヤーが訪れ、関心が寄せられた」という。

マルサンアイは、みそ、豆乳、甘酒を紹介していた。みその輸出については、「日本料理レストラン、大手ラーメンチェーン店のみそラーメン向けなど、まだまだチャンスがある」とする。豆乳は、すでに、主に愛知の工場で製造した商品を輸出しているが、担当者は「さらにブランドを広めたい」と意気込む。

マルサンアイ豆乳商品の一部

マルサンアイ豆乳商品の一部

竹本油脂は、さまざまな焙煎度の小売用ごま油を紹介した。担当者は、「現在のごま油の輸出の大部分が米国だが、アジア圏、中東の来場者もブースに来場してくれている」とした。

竹本油脂 さまざまな焙煎度の小売用ごま油

竹本油脂 さまざまな焙煎度の小売用ごま油

〈大豆油糧日報 2018年10月18日付より〉