国産の米ぬか使用「健康こめ油」発売、まろやかな甘みで素材の味を引き立て、幅広い料理に活用を/昭和産業

昭和産業「健康こめ油」
昭和産業は9月1日、秋冬新商品として国産の米ぬかを原料に使用した「健康こめ油」(オープン価格)を全国で新発売する。ビタミンEが豊富な栄養機能食品(ビタミンE)で、希少成分「ガンマ-オリザノール」、必須脂肪酸「リノール酸(オメガ6)」を含有しているのが特徴だ。まろやかな甘みで素材の味を引き立てるので、揚げ物はもちろん、炒め物、ドレッシング油など、さまざまな料理に活用できる。また、和・洋・中・エスニックまで、幅広く使えると訴求している。

こめ油は2017年以降成長傾向にあり、さらなる市場拡大が期待される。昭和産業の調査では、消費者はこめ油に「天然・自然」「原料が安心」「国産原料使用」などのイメージを持っているという。そういった背景から、今回の「健康こめ油」を開発した。

なお、昭和産業は、国産原料によるこめ油とその副産物の脱脂米ぬかを製造するボーソー油脂の完全子会社化を目指し、ボーソー油脂の普通株式を公開買付け(TOB)で応募株券全ての買付けを行い、7月20日に連結子会社化している。

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https://www.ssnp.co.jp/news/soy/2020/05/2020-0529-1151-14.html

〈大豆油糧日報2020年8月26日付〉