韓国発の袋麺「三養1963」日本初上陸、全国のセブン‐イレブンで販売開始
韓国即席麺の日本法人である三養ジャパンは20日から、プレミアム袋麺「三養1963」(税別228円、内容量135g)を全国のセブン‐イレブン店舗で順次販売開始する。
同社は1963年、韓国初のインスタントラーメン「三養ラーメン」を発売。「三養1963」は、その原点の年をブランド名に冠したプレミアム袋麺で、韓国では2025年11月に発売。発売から1カ月で約700万個を販売し、同月に公開したTVCMの総再生回数は8,000万回を超えた。さらに、ソウルの期間限定ストアには1週間で約1万人が来場するなど、大きな反響を呼んだ。
2日には都内でメディア向け商品発表会を開催。当日は同社代表取締役の洪範準(ホン・ボムジュン)氏が登壇し、日本市場での本格展開に意欲を示した。洪氏は「今回日本で発売する“三養1963”は、単なる復刻商品ではない。1963年の原点を尊重しながら、現代の技術を組み合わせ、現代の味として再解釈した商品だ」と説明。さらに「日本には世界に誇る豊かな食文化がある。だからこそ今回、韓国のラーメンの原点を日本の皆様にお届けできることを大変嬉しく思っている」と、日本市場へ敬意を払いつつ期待をにじませた。

続いてマーケティングチーム部長の宮井瑞樹氏が同社の歴史を振り返るとともに、「三養1963」の開発背景と商品特徴を紹介した。
商品について説明する中で宮井氏は、麺を揚げる油へのこだわりを挙げた。1963年当時は牛脂を配合した油で麺を揚げていたが、1989年以降、韓国の即席麺業界では植物性のパーム油が主流となり、動物性の牛脂で揚げた麺は市場から姿を消したと説明。その後、2025年におよそ36年ぶりに牛脂を配合した油で麺を揚げる製法を復活させたと紹介した。牛脂とパーム油を黄金比率でブレンドした「ゴールデンブレンドオイル」で麺を揚げることで、香ばしさと、最後まで弾力のある食感を実現したという。

スープには牛肉、鶏、にんにく、ねぎなどの旨味を重ね、厚みのある味わいに仕上げた。青唐辛子によるピリ辛のアクセントが特徴。かやくのフリーズドライ製法で食感を保持した野菜は、大きく切った白菜、ねぎ、唐辛子が特徴で、食べる直前に加えることでみずみずしい食感を楽しめる。
〈米麦日報 2026年10月14日付〉







