【不二製油】万博共創メニューが実店舗で発売、植物性ダシで各地の名物を植物性に
不二製油の独自技術「MIRACORE」を活用した植物性ダシを使い、専門店などと共同開発した植物性メニューが14日から、各社の実店舗で発売される。大阪のきつねうどん、盛岡冷麺、名古屋のカレーうどんと、それぞれ地域を代表する味を植物性で表現した。いずれも2025年大阪・関西万博での共創をきっかけに生まれたメニューで、会場での期間限定の取り組みが実店舗での商品化へとつながった。
大阪では、道頓堀今井が本店で「きつねうどん for vegan」を発売する。1949年から続く同店ならではの出汁のコクや深みを植物性で表現した。動物性のものを食べられない人にも大阪のおいしいものを味わってもらいたいとの思いから開発。万博で試食提供した際には、今井徹社長が「再現率95%」と評価したという。
盛岡冷麺の「ぴょんぴょん舎」では、盛岡駅前店、東京ソラマチ店などで「花菜冷麺(ファチェれいめん)」と「花菜ビビン麺(ファチェビビン冷麺)」を発売する。牛骨を煮出したスープによるコクやボディ感が特徴の同店の冷麺を植物性で表現。万博会場での試食提供を経て検討を重ね、実店舗での商品化に至った。


名古屋では、若鯱家が名古屋駅エスカ店、中部国際空港店などで「ボタニカルカレーうどん」を発売する。若鯱家、EVERYFOOD、不二製油の3社による共同開発商品で、一部のEVERYFOOD事業所でも販売する。

開発は、万博での不二製油とEVERYFOODの共創をきっかけにスタートした。若鯱家では以前から、多様な食習慣への対応や海外展開の可能性を見据えた商品開発を検討。動物性原材料を使用せずに同店のカレーうどんならではのコクと甘み・辛みのバランスを表現した。
不二製油は万博で延べ20日間にわたり、40の食品・飲食・ホテル事業者などと共創し、計6,000食の共創メニューを提供した。同社は今後もMIRACOREを活用した共創を通じ、多様な食文化や食体験の発展につなげる。







