日清食品冷凍、「魁力屋」監修の醤油ラーメンなど新商品9品を発売 「日清のどん兵衛」大盛サイズのうどんも、有名店コラボや定番ブランドに注力

「冷凍 日清 魁力屋監修 京都背油醤油ラーメン」
「冷凍 日清 魁力屋監修 京都背油醤油ラーメン」

日清食品冷凍は、新商品9品とリニューアル品6品の計15品を9月1日に発売する。継続的な物価高によって生活者の失敗回避心理が強くなっていることを受け、今回は有名店コラボや定番ブランドなどの「安心材料」を備えた新商品を拡充した。具体的には、有名ラーメンチェーン「魁力屋」監修の醤油ラーメンや「冷凍 日清のどん兵衛」から大盛のうどん2品を投入するほか、「冷凍 日清の関西風お好み焼」3品をリニューアルして発売する。「完全メシ」にはロングセラー商品の「日清まぜ麺亭 台湾まぜそば」を投入する。

2025年の冷凍麺市場は金額ベースで堅調に推移しており、特に汁なしラーメン市場が前年比2ケタ増と好調だ。パスタはNBの大盛り商品やPBがけん引しており、うどんは玉うどんが前年超えとなるとともに、個食タイプの成長に継続性が生まれつつあるようだ。そうしたなか、同社冷凍麺全体の2025年度の総売上高伸長率は市場の伸びを上回って推移したという。

度重なる物価高を受け、コスパは生活者にとって商品選びの前提条件となっている。これをふまえ2026年秋冬のマーケティング方針では、定番ブランドや人気商品、有名店コラボ、ヘルス&ウェルネスなどといった「安心材料」を軸に、迷わずに選べる売り場づくりに注力する。

「冷凍 日清 魁力屋監修 京都背油醤油ラーメン」は、京都市に本店を構え、ロードサイドやフードコートを中心に全国でチェーン展開している「魁力屋」監修の醤油ラーメン。くちどけの良い背脂と、粒感・風味の良い背脂の2種類を使用し、コク深い醤油スープに仕上げた。麺は同社の冷凍技術を生かし、店舗で提供されるような中細麺を再現した。

汁あり麺では「冷凍 日清本麺 鶏がらこく醤油ラーメン」をリニューアルする。鶏がらをベースにだし感をアップし、懐かしさを感じられるような醤油スープに仕上げ、情緒的な価値を高めた。

和風麺では「冷凍 日清のどん兵衛 大盛 きつねうどん」「同 肉うどん」の2品を新発売。「たっぷり、安心、かんたん、うまい!」をコンセプトに、同社和風麺の新定番として投入する。いずれもふわっとした口当たりともちっとした食感が特徴のふわもち麺を採用し、食べ応えのある大盛り規格とした。丼に移し、水をかけてレンジで温めるだけで完成する簡便性も備えている。「きつねうどん」は、高級鰹節の本枯節を使用した追いだし粉を別添する。

「冷凍 日清のどん兵衛 大盛 きつねうどん」「同 肉うどん」
「冷凍 日清のどん兵衛 大盛 きつねうどん」「同 肉うどん」

有名店の和風麺では「冷凍 日清 得正 カレーうどん」「冷凍 日清 若鯱家 カレーうどん」「冷凍 日清 まねきのえきそば 天ぷら」3品をリニューアルする。

発売15周年を迎える「冷凍 日清もちっと生パスタ」シリーズからは、人気商品「クリーミーボロネーゼ」をリニューアルする。今回は使用する赤ワインの量を増やし、ソースの配合を見直すことで濃厚でリッチな味わいを高めた。新商品「ボンゴレビアンコ」は、エクストラバージンオリーブオイルを使用し、魚介の旨みとニンニクの風味を効かせたリッチな味わいのソースが特徴。具材にはあさりを使用し、麺はソースと相性の良い平打ち麺「タリオリーニ」を使用している。

スナックからは「日清の関西風お好み焼 ぶた玉」「同 ぶた玉 2枚入」「同 いか玉」の3品をリニューアルして発売する。いずれの商品も鉄板で焼いたような香ばしい風味を向上したほか、生地の配合を見直し、よりふんわりとした食感を実現した。

米飯からは「冷凍 日清 豚メシ」を新発売。高脂質なギルティグルメが人気を集めていることに着目し、がっつり系ラーメンを食べた時のような背徳感と満足感が楽しめる米飯メニューを拡充する。

「完全メシ」シリーズには、ロングセラー商品の「日清まぜ麺亭 台湾まぜそば」を投入する。醤油をベースに、魚粉のうまみと唐辛子や黒胡椒の辛みを効かせた濃厚なたれに、もちっとした食感の極太ストレート麺をあわせた一品。独自の配合技術により、脂質と食塩を抑えながらも既存品と遜色ないおいしさを実現した。

〈冷食日報2026年7月30日付〉