天狗缶詰の「さわって学ぶ」うずら卵食育ツールが「第20回キッズデザイン賞」を受賞
「おでん缶」やうずら卵を用いた製品などを製造販売する天狗缶詰と、アクアリングが共同で開発した体験型食育ツール「UZU-HABI(ウズハビ)~うずら卵の食べる食育ツール」が、「第20回キッズデザイン賞」 を受賞した。
同食育ツールは、うずら卵入りの透明スタンディングパウチにミニ冊子を同梱したもので、パウチ越しに卵を触ったり押したりして、卵の特性を手で感じてから食べる。その一連の体験を通じて、子どもは自然と安全な食べ方を身につけることができる。
開発のきっかけは、2024年に発生した学校給食におけるうずら卵の誤嚥事故だった。事故以降、全国各地で給食へのうずら卵の提供が停止される動きが広がった。また、かつて国内に1,500軒以上あった国産うずら農家は現在わずか27軒にまで激減し、産業存続の危機に瀕している。そうした中、天狗缶詰は、「食材を遠ざけるのではなく、子どもたちが自ら安全な食べ方を体得できる機会をつくりたい」という思いから、本ツールの開発に着手したという。
同社は、食育ツールを通じて、安心・安全を学ぶ4つのステップを子どもたちに伝える。
◆さわる・・・ パウチ越しに卵の形や大きさを確かめる
◆おす/つぶす・・・ 「ツルツルしてる!小さい!」を手で実感し、食べる時の注意を自分で気づく
◆学ぶ・・・ 同梱のミニ小冊子で、よくかんで食べることを楽しく学ぶ
◆食べる・・・ 安心して、正しく、おいしくうずら卵を食べる
キッズデザイン賞は、「子ども自らが次の社会づくりに参画する」「子どもたちが安全・安心に日々を暮らせる」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」などの目的を満たす優れた製品・サービスなどを選出し、広く社会に発信していくことを目指して創設された賞だ。今回は応募数458点の中から、286点が受賞した。
同社は、全国の幼稚園・保育園・小学校(低学年)や子育て支援団体等を対象に、同食育ツールを活用した出張食育プログラム(基本無料)を継続的に実施するとともに、参加団体を募集している。楽しく食べ方を学べる座学や触感体験、うずら卵の皮むき体験などを通じ、子どもたちが食への興味と安全意識を育む場を作る考えだ。










