納豆は海外でも大きな伸び、中国は北海道ブランド強く、タイは健康志向で機能に注目

納豆のイメージ画像
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国内市場で好調な納豆は、海外でも大きく伸びている。財務省の輸出通関実績によると、1~8月累計の数量は12%増の3,644t、金額は18%増の22億9,349万円といずれも2ケタで拡大している。全国納豆協同組合連合会(納豆連)に各国で好調の理由を聞いた。

納豆の輸出通関実績
納豆の輸出通関実績

国別(表)で見ると、中国の数量は16%増、金額は26%増と伸びている。中国の富裕層の間で北海道ブランドが強く、特に水に対して良いイメージを持っているという。そのため、道産の納豆は「40フィートコンテナで室蘭港から数多く出ている」(納豆連)といい、上海や大連、河北などに輸出されている。

米国もいずれも2ケタ増で、SNSやテレビで納豆の健康効果が発信されているという。韓国は数量6%減、金額1%増と他国のように大きな伸びはないが、一定のボリュームは維持している。冷凍だけでなくチルドでも輸出されており、現地にも納豆メーカーはあるが、「日本の品質が評価されている」(同)。

JETROはタイでの納豆の普及に力を入れているもようだ。背景には健康がある。タイは国策として、欧州の富裕層を対象にしたバカンスを兼ねた健康診断の対応に力を入れているという。医療機器の充実を図り、欧州の医者を招いて体制を整えている。「健康意識が高まっており、納豆の機能が注目されている」(同)。タイの1~8月累計の数量、金額とも半減しているが、これは25年が前年同期比で数量197%増、金額210%増と、いずれも3倍ほど伸びていた反動によるもの。現地の財閥系企業が展開するセブン—イレブンで、納豆の販売に力が入れているという。現在、流通在庫が多いことで輸出が鈍化しているが、一昨年ベースでは伸びている。また、タイを情報のハブにして、シンガポールやマレーシアでも好調に伸びている。

〈大豆油糧日報2026年10月2日付〉

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昭和33年(1958年)1月
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