サントリープロダクツ、宇治川工場の設備増強 西日本の安定供給を図る

サントリー食品インターナショナルは2月15日、グループ会社・サントリープロダクツの宇治川工場(京都府城陽市)の設備増強を18年夏頃から開始し、19年8月に新ラインの稼働を目指すと発表した。

今後も伸長が予想される麦茶やペットボトルコーヒーの、西日本エリアでの中期的な安定供給を図り、生産体制を拡充するために増設する。サントリー食品インターナショナルは今年度、「サントリー天然水、BOSSと並び、伊右衛門、サントリー烏龍茶などの無糖茶カテゴリーを活動の柱として重点をおき、積極的なブランド投資を行い、取り組みの強化を図る」としている。

〈サントリープロダクツ宇治川工場生産設備増強概要〉
▽工場所在地=京都府城陽市富野荒見田80
▽設備仕様の増減=無菌充填ペットボトル製造ライン(1ライン増設、既存のホットパック1ラインを廃止)
▽着工=18年夏
▽竣工・稼動=19年8月
▽年間生産能力=約1000万(増設分、工場全体では約2700万~3000万)
▽主な製造可能商品=「GREENDA・KA・RAやさしい麦茶」「クラフトボス」など。

〈食品産業新聞 2018年3月1日付より〉

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