ネスレ日本とアクサ生命保険は5月28日、健康寿命延伸と健康経営に関するパートナーシップ経営を締結した。両社は健康に関する知見を相互に共有し、社会的課題の解決に向けて共同で取り組む。グローバルのネスレでも、保険会社と提携するのは初めてという。

発表会で、ネスレ日本の高岡浩三社長兼CEOは「『ネスレ ウェルネス アンバサダー』は、病気予防や健康寿命延伸に向けたトータルのヘルスケアのプラットフォームとして、いろいろな業種の戦略的パートナーを見つけながらどんどん拡大していく」と語った。アクサ生命のニック・レーン社長は「お客さまとの関係性を、単に保険金を払うだけでなく人生の目標を達成するためのお手伝いをしていく。そこに向けてネスレとのパートナーシップは大きな力添えになる」とした。

〈「ネスレ ウェルネス アンバサダー」企業向け提供のためのノウハウ蓄積へ〉
具体的な取り組みは、アクサ生命が顧客企業に提案している健康経営推進の取り組みに、ネスレの食・栄養に関する知見を加えることで内容の充実を図る。ネスレはヘルスケアサービスの「ネスレ ウェルネス アンバサダー」プログラムを企業向けに提供するためのノウハウの蓄積を図る。

同プログラムは、顧客の足りない栄養を分析し、それに合った商品をマシンとカプセルを使って提案するサービス。昨年10月の本格稼働から申し込みが9万件を突破し、「ネスカフェ アンバサダー」を上回るペースとなっている。アクサ生命は、プログラム利用者向けの保険商品も検討する。

さらに、両社は同プログラムを母体に、一人ひとりに合った栄養・健康習慣の提案と情報提供を目的としたオンラインプラットフォームの構築も進めていく。

また、ネスレ日本は、コミュニケーションアプリ「LINE」で、業界初となる無料の食事写真の自動解析など一人ひとりに応じた健康習慣を提案する「ネスレウェルネスアンバサダー」の新サービスを同日からスタートした。特別定期コース加入の顧客には、DNA検査・血液検査キットの無料提供も行う。

高岡社長は、「付加価値のあるサービスを加え、どのような栄養を摂取すべきか、より正しいパーソナルアドバイスが可能になった」とした。

〈食品産業新聞 2018年5月31日付より〉

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