日本フードサービス協会(JF)が1月25日、発表した17年12月の外食産業市場動向調査によれば、全店売上高は前年比3.5%増と16カ月連続でプラスとなった。「天候が比較的安定した地域が多かったことや、クリスマスや忘年会などの需要も堅調に推移したことから、客数は1.5%増となった。また、引き続きフェアメニュー・期間限定メニューなど比較的高単価のメニューが全般的に堅調で客単価が上昇」(同協会)したことがプラスに繋がった。業態別概況は次の通り。

【ファーストフード業態】全体売上は4.2%増。「洋風」は、クリスマス商品や冬メニューなどが好調で4.6%増。「和風」は、原材料高による価格改定やトッピング訴求により客単価上昇で5.7%増。「麺類」は、新商品が好調で客単価上昇し6.2%増。「持ち帰り米飯・回転寿司」は、店舗数減少もあり0.5%減。「その他」は、「カレー」が引き続き価格改定により客単価上昇し1.1%増となった。

【ファミリーレストラン業態】全体売上は2.6%増。業種別では、「洋風」は、営業時間短縮による客数減を客単価増がカバーし0.8%増。「和風」は、店舗増に加え忘年会などの宴会需要もあり0.6%増。「中華」は、創業キャンペーンなどが奏功し客数増で4.6%増。「焼き肉」は引き続き好調で10.0%増と13カ月連続して前年を上回った。

【パブ・居酒屋業態】飲酒業態はおおむね大口の忘年会需要が堅調で、全体売上は0.4%増と2カ月連続プラス。「パブ・ビアホール」は、客数増により2.1%増。「居酒屋」も、店舗減少の影響があるものの、宴会需要が堅調で売上は100.0%と前年並みとなった。

【ディナーレストラン業態】個人、グループを問わず年末需要による客数増で売上を伸ばしたところが多く5.8%増となった。

【喫茶業態】スイーツの新商品やホットフードの販促フェアが好評で3.5%増となった。

〈冷食日報 2018年2月2日付より〉

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