ロイヤルホスト 20年ぶり“シンガポールフェア”で牛・海老・鶏の「ブラックピラフ」など提供

「ビーフ・海老・チキンのブラックピラフ ~黒醤油風味~」
〈日本就航50周年・シンガポール航空がシンガポール政府観光局とともに協賛〉
ロイヤルホストは6月下旬まで、全国215店舗で「シンガポールフェア」を開催している。同社のシンガポールフェア開催は1998年以来20年ぶり。今回のフェアには、今年で日本就航50周年の節目を迎えたシンガポール航空が、シンガポール政府観光局とともに協賛している。
「シンガポールチキンライスプレート~チキンスープ付~」

「シンガポールチキンライスプレート ~チキンスープ付~」

多民族国家であるシンガポールでは、中国・マレー・インド料理のほか、さまざまなフュージョン料理が楽しめる。ロイヤルホストは今回のフェアで、「現地で受けたインスピレーションをロイヤルホストスタイルで表現した」としている。

20年前に初登場した「シンガポールチキンライスプレート ~チキンスープ付~」(税別1680円)は名物料理のひとつ。丁寧にボイルされたチキンに、店舗で炊き上げたジャスミンライスを添える。

「ビーフ・海老・チキンのブラックピラフ~黒醤油風味~」(同1680円)はアンガスビーフと野菜をソテーした黒醤油風味のジャスミンライスのピラフ。サラダ、「海老と蟹爪のチリソース」、饅頭(マントウ)とセットにした「チキンライスボウルZEN」(同2480円)、「ビーフブラックライスZEN」(同2780円)なども提供する。

「チキンライスボウルZEN」(上)、「ビーフブラックライスZEN」(下)

「チキンライスボウルZEN」(上)、「ビーフブラックライスZEN」(下)

ロイヤルホストの佐々木徳久社長は、今回のフェア開催に当たり、「久々の海外フェア。1979年のハワイから、カレー、タイ、ベトナムなど様々なフェアを開催した。当時は海外の料理を食べる機会がなかったので、海外の食文化を提供したいという思いがあった。今では専門店も増えた。どのように出すべきか考え、屋台でいろいろな料理を食べるようなイメージで、お膳のメニューを出している」と語っている。

〈食品産業新聞 2018年5月21日付より〉

【関連記事】
・ロイヤルホスト、”カウボーイ家族”のメニュー改定、アンガス牛の高品質ハンバーグなど提供
・天丼てんや、初の「チーズチキン南蛮天丼」 日本食研と共同開発のピリ辛だれ使用
・吉野家 5年半ぶり鶏肉商品“鶏すき丼”、牛丼・豚丼に続く定番化へ意気込み
・幸楽苑 中華そば=チャーシュー増量、ギョーザ=肉の量1.5倍 看板商品刷新で反転攻勢へ
・マクドナルド「たまごダブルマック」など3商品で“レギュラー争奪オーディション”展開